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商品説明
希少な時計の数々が時を刻む晩餐会で、主催者の女流作家が死亡する。状況は事故死。だが、防犯探偵・榎本径がひとつの時計を目にしたとき、事故は殺人へと変貌する…。表題作ほか全4作を収録。『小説野性時代』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
様々な種類の時計が時を刻む晩餐会。主催者の女流作家の怪死は、「完璧な事故」で終わるはずだった。そう、居あわせた榎本径が、異議をとなえなければ……。表題作ほか、斜め上を行くトリックに彩られた4つの事件。【商品解説】
収録作品一覧
ゆるやかな自殺 | 5−48 | |
---|---|---|
鏡の国の殺人 | 49−178 | |
ミステリークロック | 179−384 |
著者紹介
貴志祐介
- 略歴
- 〈貴志祐介〉1959年大阪生まれ。京都大学卒。「黒い家」で日本ホラー小説大賞、「硝子のハンマー」で日本推理作家協会賞、「新世界より」で日本SF大賞を受賞。
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次回作に、さらに期待
2018/07/27 08:13
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「鍵のかかった部屋」から続く、防犯ショップ店長で探偵役の榎本径を主人公にしたシリーズの一冊。
-ゆるやかな自殺
-鏡の国の殺人
-ミステリークロック
-コロッサスの鉤爪
の4作からなる短編集です。
最初の「ゆるやかな自殺」は、ブラックユーモアミステリーといった趣。読みやすい作品です。
メインの「ミステリークロック」はタイトルからして興味をそそられ期待したのですが、進行もトリックも分かりづらくイマイチでした。残念。
「鏡の国の殺人」は、ドラマ「鍵のかかった部屋」の特別編か何かで観た記憶があります。文章では理解しにくく、映像化を前提として書かれたのかな?と思いました。
最後の「コロッサスの鉤爪」は異色作という感じでしたが、面白く読みました。この本の中では、私の一番のオススメです。
貴志祐介さんならば、もっと楽しめる作品を生み出せるはず!と期待を込めて低めの評価にしました。