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商品説明
「無」へと豊かに広がる言葉−。詩集「モノクロ・クロノス」「衰耄する女詩人の日々」全篇、「烏有の人」「胡桃を割る人」などからの抜粋、散文等を収録。那珂太郎、入沢康夫らの作品論・詩人論も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
七月の空気は透明な裸
恥ずかしいから蓮池に隠れている
大きな葉のしたから蕾を高々と掲げて
みんなに見せている
(「七月」)
「無」へと豊かに広がる言葉
「財部鳥子の詩は傷を負った全ての生きものが、帰還をめざす領土だと思う」(小池昌代)。
満州体験にはじまる長い歳月を生き、人の生死を見据えて、年輪を経るごとにみずみずしくも馥郁たる世界をあらわした詩人の後期作品集成。
解説=那珂太郎、入沢康夫、佐々木幹朗、阿部日奈子、渡辺めぐみ【商品解説】
収録作品一覧
〈烏有の人〉から | 12−36 | |
---|---|---|
モノクロ・クロノス | 37−68 | |
衰耄する女詩人の日々 | 69−88 |
著者紹介
財部 鳥子
- 略歴
- 〈財部鳥子〉1933年新潟県生まれ。「中庭幻灯片」で現代詩花椿賞、「烏有の人」で萩原朔太郎賞、「氷菓とカンタータ」で高見順賞を受賞。
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