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紙の本
神と革命 ロシア革命の知られざる真実 (筑摩選書)
著者 下斗米伸夫 (著)
ロシア革命の成功には、ロシア正教の異端派、古儀式派が深くかかわっていた。この宗派が革命に関与したのはなぜか? 古儀式派の一大拠点である都市イワノボに定位し、ソビエト制度の...
神と革命 ロシア革命の知られざる真実 (筑摩選書)
神と革命 ──ロシア革命の知られざる真実
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商品説明
ロシア革命の成功には、ロシア正教の異端派、古儀式派が深くかかわっていた。この宗派が革命に関与したのはなぜか? 古儀式派の一大拠点である都市イワノボに定位し、ソビエト制度の誕生から終焉にいたるソ連史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
下斗米伸夫
- 略歴
- 〈下斗米伸夫〉1948年生まれ。東京大学法学部卒業、同大学法学博士。法政大学法学部国際政治学科教授。ロシア政治を専攻。著書に「ソビエト政治と労働組合」「ソ連現代政治」など。
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ロシア革命の底にある心象風景
2017/12/12 21:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の前作「ソビエト連邦史」も面白いが、本書も力作である。ロシア革命の原因のひとつにロシア世界に伏在する「メシア待望」とも言うべき独特の心的風景があること、またそれは東方キリスト教成立以来の古い歴史があることが説かれている。ドストエフスキーやトルストイの小説にも「分離派」の話は出てくるが、革命を担った群像にも分離派出身者は多い。ロシアの「精神的古層」と革命を併せ論じた下斗米さんでなければ書けない秀れた論考である。
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ロシア革命後の神の行方
2017/10/14 10:36
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシア革命の主体であるボリシェヴィキは、神を否定した。それは、共産主義という神の王国を作り為に、他の神は邪魔なのであった。そこで、ロシア革命後、ロシアの神はどうなったのであろうか。革命前、ロシアにはロシア正教だけでなく、いろいろな宗派やアニミズムがあった。それらの宗教はどのような運命をたどったのであろうか。本書は、その問いにかなり答えてくれる一冊である。