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紙の本
ケルト再生の思想 ハロウィンからの生命循環 (ちくま新書)
著者 鶴岡真弓 (著)
【河合隼雄学芸賞(第6回)】ハロウィンの起源は、ヨーロッパの古層、ケルト文明の祭「サウィン(万霊節)」にたどりつく。「死からの再生」「闇から光へ」の観念を軸に、4つの季節...
ケルト再生の思想 ハロウィンからの生命循環 (ちくま新書)
ケルト 再生の思想 ──ハロウィンからの生命循環
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商品説明
【河合隼雄学芸賞(第6回)】ハロウィンの起源は、ヨーロッパの古層、ケルト文明の祭「サウィン(万霊節)」にたどりつく。「死からの再生」「闇から光へ」の観念を軸に、4つの季節祭と神話伝説からケルト文明の循環的な生命思想を解きあかす。【「TRC MARC」の商品解説】
ハロウィンに封印されたケルト文明の思想を解読。死者の記憶を辿り、神話世界を探訪し、古代ヨーロッパの精霊をよみがえらせる。【本の内容】
著者紹介
鶴岡真弓
- 略歴
- 〈鶴岡真弓〉早稲田大学大学院修了、ダブリン大学トリニティ・カレッジ留学。多摩美術大学芸術人類学研究所長・芸術学科教授。専門はケルト芸術文化史、美術文明史。著書に「ケルト美術」など。
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電子書籍
ハロウィンの起源
2018/12/21 23:47
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投稿者:扇町みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
渋谷ハロウィンのバカ騒ぎを見て、そもそもハロウィンとは何ぞやという疑問が湧き、この本を呼んだ。
ハロウィンとは元々はサウィンと呼ばれ、ケルトの暦での大晦日に当たる。この日は、死者と生者の垣根が取れ、過去に亡くなった先祖や親しい人が家々を訪れると考えられていた。
そうした霊をもてなし、これから訪れる厳しい冬を乗り越えるパワーを授けてもらう日であった。
今日、ハロウィンで仮装するお化けや魔女は、この死者を表している。
本書では、サウィンを含む4つの季節祭について書かれている。
ヨーロッパの歴史や地理の知識が無いと理解しづらい部分もあるが、農耕や牧畜で生きてきたケルトの人々にとっての一年(冬・春・夏・秋)についての考え方に触れることが出来る。