紙の本
飛んでる超危険な女リスベットが登場しただけで興奮。
2022/03/28 10:30
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
飛んでる超危険な女リスベットが登場しただけで興奮。しかも、誘蛾灯に引き寄せられる蛾のようにリスベット絡みの事件に引き込まれていくミカエル。何時もながらの展開だがそこへ収斂するまでの展開も緻密に構成されていて楽しめる。話が交差した後は、激しい情報・知能戦の連続。そしてついに現れた真の敵が宿命の敵:妹・カミラとあってはもうたまらない。そして超危険女リスベットならではの激戦展開。また、本シリーズの2大主役であるリスベットとミカエルが事件の解明を通じての必要最小限の連絡しか取り合わないという構成にも信頼感の繋がりという別の喜びを感じさせてくれる。期待を裏切らない仕上がりに大満足。
紙の本
ミレニアム4 下
2021/08/10 02:35
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ザラチェンコの犯罪組織を継いだ妹のカミラと姉のサランデルとの戦いが描かれ犯罪組織を追い詰めるサランデルの活躍が面白いと思いました。三部作+1のおもしろさです。
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すごい。
ラーソンっぽいのはそうなんだけど
よくここまで面白く出来るなぁと
ドラえもんやアンパンマンのように
キャラクターの「らしさ」を表現する。
しかも単純ではない人物でそれをやりきる凄さ。
ミレニアムをネタに点を拾って
深みを与えて違和感がない。
ちょっとだけ「こういう言い回し無かったな」
ってのもあったけど、気にならない。
是非読むべき。
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すごいすごいすごい。ラーソンとの違和感を感じない!というか、なんで他人の作品の伏線をこれほど巧みに回収できるのかわからん。ラーゲルクランツて天才!??
あーもうリスベットが相変わらずリスベットで、わたしは嬉しい。リスベットサランデルほど愛すべきヒロインはいない。
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作者が変わったとは思えないほど違和感のない続編。第1作目を読んだ時のように幾層にも折り重なったプロットが結末に収束していく様は見事。また今後も続いていくであろう伏線も張られていて、その点も好ましく、エンターテイメント作品としては申し分ない。
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明らかにここで終わらせるつもりなど毛頭無いという終わり方。
それはそれで良い気がした。
なぜならまた続きが読めるという喜びを含んでいるのだから。
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面白かった。
実の父親と離れ、母の再婚相手には虐待を受け、母には理解してもらえず、やっと実の父親に理解をしてもらえたと思ったら、殺されてしまうアウグスト。しかも、継父の母への暴力をいつも見させられ、実の父が殺される場面も見て、さらに自分もあやうく殺されそうになる。
いやぁ。ひどい。これで心が壊れない方がおかしいよ。
ようやく母の理解を得て、安らぐことは出来るか。
ミカエルはきっとこれからも、アウグストを気にかけると思う。
アウグストに普通の暮らしを。
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複雑で骨太な一冊。
新たなミレニアムの幕開けにふさわしい物語。
またしても国家レベルの犯罪に立ち向かうミカエルとリスベット。そこにリスベットの過去に関わる人物がまた絡んでくる。
機密に関わる犯罪の犯人や詳細が意外とあっさりしていたので、そこをもっと掘り下げてくれればなお良かった気がする。
続編のため、全ての決着がついたわけではないので少し不完全燃焼感はある。とにかく続きが楽しみ。
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ミレニアム三部作の続編とのこと。
オリジナルの著者スティーグ・ラーソンが急逝したため、別の作家による続編とのこと。
3作目の「眠れる女と狂卓の騎士」とストーリーは続いている。
この4作目「蜘蛛の巣を払う女」についての感想の前に、いかに1作目「ドラゴン・タトゥーの女」が面白い内容だったかを思い出した。
結構背筋が凍るようなドロドロとしたミステリーについて、ミカエルとリスベットが数十年前の未解決事件についてテクノロジーとは離れた発想力で解決に当たる。
サイコ的な性格の事件に、スカッとする展開と結末。そもそも、リスベットの容貌はかなりぶっ飛んでいてこのてんかいに、うまい形の不協和音を出してる感じでハマってた。2,3作目はまた別の方向にぶっ飛んでいる。。
で、この4作目。結論から言うと面白くない。
まず、①RSA鍵が解ける訳ないーーー笑。少なくともIT業界に携わる者として公開鍵暗号方式がそんな簡単に解けるかよ。。ってところに、かなり特殊な観点から違和感。
それは置いておくとしても、②ミレニアム(ミカエル)ピンチ→リスベット巻き込まれる→リスベット超人的能力発揮→ミレニアム復活 の流れは見飽きた。某倍返しの人みたい。
③圧倒的知力に頼るサスペンスは読者の置いてきぼり感がでてくる。今回は特に、サバン症候群の少年の異次元の能力、絵と数学に頼りすぎでこれまでの3部作にあった、複雑な過去が絡み合う展開という形に持って行けなかった。ミレニアムはそこに加えてリスベットの外見や登場人物の珍妙さ(おどろおどろしさ)がウリだったのに。。
④サイドストーリーが多すぎ。エドとかアンドレイとか昔のライバルとか。話の展開に自信がないからなのか、細かく散りばめすぎ。
やっぱりオリジナルの作者が1番だった。
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ミレニアム 4 下巻 リスベットと家族の過去、ワスプの由来が明らかになっていく。上巻では リスベットの描き方にガッカリしたが、下巻で一気に面白くなった
「やましさに苦しむのは やましいところのない人だ〜この世に苦しみをもたらしている人は そのことを気にしたりしない」
「人は まわりに 適応したがる〜上司に認められたいという思いは 〜職場の文化が不健全だと、自分も それにひきづられて 不健全になる」
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(上巻より)
サヴァン症候群の子どもが目撃者となる、と言う設定は、
少々陳腐な気もするが、
リスベットが子供を助けるという話は胸を打つ。
ミレニアムが独立性を取り戻すのも良かったし、
リスベットの過去が描き出されるのも、興味深い。
次の作品が楽しみ。
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読了、80点
***
NSAのネットワークに侵入したのはリスベットだった。彼女はある目的のため、この犯罪組織を追っていたのだ。犯罪組織のリーダーはサノスと呼ばれていた。一方ミカエルは、セルネル社が『ミレニアム』編集部から彼を追い出そうとしていることを知るが、さらに衝撃の事件が発生する。万全の警備システムを設置し、自閉症の息子と暮らすバルデルの家が襲撃されたのだ。警察の捜査が開始され、リスベットと連絡を取ることに成功していたミカエルも独自に調査に乗り出す。だが、今度はバルデルの息子に魔の手が伸びてきた。全力で息子を護るミカエルとリスベット。やがて一連の事件の背後に、リスベットの知られざる過去が大きく関わっていることが明らかになる。そして、リスベットに犯罪組織の暗殺者たちが、さらにはNSAの追っ手が迫る!
***
著者が変わる際にゴタゴタがあったということを聞きかじっていたために手に取るのに躊躇いを覚えましたが、
実際に読んでみると面白い小説でした。
キャラクターの雰囲気や地の文の文体も最初の3部シリーズとよくマッチしていました。
ただし内容に関しては、ファクションであることを差し引いてもちょっと無理があるように思えました。
今後もこのシリーズを続けて行くにしてはリズベットを万能にし過ぎたように感じます。現状彼女の突破できないセキュリティが存在しなくなったように感じられ、黒幕との対決のようなイベントの際にアクションシーンにしか見せ場がなくなることを心配してしまいます。
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別の作者による次作が進行中という話は聞いてたんだけど、ラーソン三部作が凄すぎて読む気になれなかった。正直言うと、面白かった!リスベットという、他に類を見ない強烈なキャラクターを損なわずに、手に汗握るハラハラドキドキのドラマに仕立て上げた手腕に脱帽。でも、でもですね…やっぱりラーソンの遺したと言われる続編を読みたいのです。
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ミレニアム3まで書いて作者が亡くなったものだから、4を読むのは何となく控えていたのですが、ようやく手に取りました。面白いです!新3部作となるようですが、最終的にはどこまでいくのだろう。もともとの作者は10まで書きたかったそうですが。
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【軽く感想】
ちなみに、
結果から言うと、
4巻はおもしろい!
ちょっと、
5か何は残念だったけどね、
全体的には3部作のうち2巻まで読んでくれって感じですミレニアム!
【内容的な】
「リスベット・サランデル」の妹「カミラ」との対決は持ち越し。
で、
「リスベット・サランデル」は刑務所へ!
5巻に続く!
きっと、
6巻までの3部作になるのかな?
【マンガ】
いくつかの伏線があって、
「リスベット・サランデル」がなんで「ワスプ」=「スズメバチ」って名前を使ってるか!
その謎が解明されるんですが、
マンガが元ネタですかってちょっとびっくり!
よくよく考えると、
アメコミって言うジャンルがあるくらいですから、
外国でもマンガはそれなりに地位があるのかな?
まったく、
日本独自のものだと思ってましたマンガって。
【私を殺さないものは私を強くする】
かぐりんはこのフレーズが気に入りました!
ドイツの格言的なものなんですかね?
ちなみに、
ニーチェの言葉らしい。
つか、
「ザラチェンコ」が好きだった言葉ってのがちょっと気になるけど、
吸収してやる!
【占い】
階段にスペードのクイーンが落ちてたって。
そうか、
北欧のスウェーデンで書かれてる小説ミレニアムですね。
北欧だとルーン占いないめーが強いし、
ルノルマンカードも北欧か?
タロットあるんでしょうね。
そうか、
トランプ占いもあるのかな?
日本の小説に「階段にスペードのクイーンが落ちてた」と書かれてもピンとこないですよね?
でも、
北欧のスウェーデンの小説には「階段にスペードのクイーンが落ちてた」と書かれてれば、
不吉なことってわかるんですよね、きっと。
タロットに変換すると「ソードのクイーン」これは不吉なカードです!
よくわかる!
【矛盾】
人間は矛盾があるからこそ人間なんだ。
遠くへ行きたいと思いながら家に帰りたいと思う。
遠くではないけど、
ちょっと外に出たい気分のかぐりんですが今日は雨。
出たくないけど、
家でじっとしてるのも嫌なんですよ。。。
パソコンの前でブログだけ書いてるのも、
布団の中で読書してるのもいいけど、外にも出たい!
わかるわぁー笑
【後悔】
誰しも思うことが1度はある。
「あの時「」しておけばよかった」って!
「」は人によってシチュエーションによって違うけど、
「」しておけばよかったって思わないように生きてても、
必ずどこかで選択してどっちかを選ばなければならなくなって間違う。
仕方がないことですが、後悔したくないですね。
選択するときにコツは「覚悟を決めて行う」ってことだね。
次は5巻!
5巻はちょっと中だるみな感じ?
でも、
読まないとアカンやつだし6巻への伏線がしっかりあ���ので、
必ず読むべし!