紙の本
やはりシャネルだ!
2021/05/30 11:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポアロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この手の本は、近年やたらと出版されている自分エール本だが、この本は、シンプルで内容がすんなり入りやすい感じがした。
人生の中で、仕事や人間関係に疲弊して、自分が誰かのお荷物に感じてしまったり、今までやってきたことを否定されすぎてしまったり、生きる意味がわからなくなる時が誰でもあるが、そのような時に踏ん張れるエネルギーになる本だと思った。とくに本についていた帯の言葉が迷いを吹っ飛ばす勢いがあり、よかった。
紙の本
シャネル
2020/09/11 19:59
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
ココ・シャネルの名前は知っていてもどのような人生だったかは知らなかったので、とても興味深く読みました。為になる言葉がいっぱいです。
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力強く美しいココ・シャネルの生き方がとてもかっこいい。一気に読み終わったけれど、この短時間で彼女の人となりを知ることができる。
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『ココ・シャネルの言葉』(著:山口路子)
読了した本がたまっています・・・
付箋部分を抜粋します
・「退屈よりも大失敗を選んだの」(p11)
・「嫌い」という感情を重視し、「嫌い」なものを自分の周りから、自分の人生からなくすことに
エネルギーを注いだのです(p17)
・けれど人生には、いま自分がもっているエネルギーを総動員して勝負に出なければならない、そうしなければどうにも
ならないシーズンもまた、あります(p199
・努力してなんとなかる分野に努力しない人を彼女は、強く軽蔑していたのです(p43)
・女性は強さではなく、弱さを楽しまなくては(p44)
・くよくよするにもエネルギーを使うのだから、そのエネルギーをほかに回したほうがよい、というのがシャネルの意見(p89)
・「女の幸せは愛されることにある。女は男に愛されてこそ、幸せなのだ。男に愛されない女など、何の価値もない」(p95)
・「本当の贅沢は裏にある、贅沢とは表に表れないものなのだ」(p107)
・人は非常事態のなかで才能を表すものだ(p134)
・誘われればどこへでも顔を出し、最後までその場に残る人に、魅力的な人は少ないものです(p147)
・人がなんて言おうと平気。コレクションが終わったときは、自分が全力を尽くしたことで私は満足だから(p158)
・私は、私の人生を作り上げた。なぜなら、私の人生が気に入らなかったからだ(p170)
・私はこうなりたいと思い、その道を選び、そしてその想いを遂げた。
そのためにしたことで、人に嫌われたり、いやな女だったとしても、しかたない(p192)
・退屈していたの。それに気づくのに十五年かかった。無よりも失敗を選ぶわ(p202)
・自分の選択に疑問を抱いたりもしたでしょう。けれど結局のところ、自分の選択は自分で引き受けるしかないのです(p205)
・人が何を残せるのかといえば、人生のなかで何を考え、何を愛してきたかということだけ(p208)
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(著者に対しても、シャネルに対しても)「それは違うだろう」と思ったり、呆れてしまったりするところがポツポツとありましたが、ガブリエル・シャネルの凄さがわかる書籍でした。
だいたいにおいて、本は1日数ページずつしか読まない私ですが、この本は2日間で一気に読みました。
感化されて、№5を購入しました。
しかし、彼女が成功できたのは、そもそも金持ちの愛人になれるくらい美人だったからだよなあと思います。当時、痩せた体は美しくないとされていたとはいえ……
顔が美しかったからこそ、痩せた体はスタイリッシュだと思わせることができたと思うのです。ブスだったら、「ブスな上に体まで貧相」で終わりです。
彼女の傲慢な生き方も、才能のある人間だからこそ映えるものです。
ブスで才能もない私にはあまり役に立たない本かもしれません。読んで良かったとは思っています。しかし、勘違いして真似する人間がでないことを祈ります。
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『たくさんの色を使えば使うほど、醜くなるというのを、女たちは気づかない。(P114)』
『醜さは許せるけど、だらしなさは許せない。(P42)』
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私の対極にいる人。
自分にはできないから、悔しくて羨ましい。
グサグサ刺さってくるから、側にいて欲しくないけど、手元に置いておきたいそんな本。
きっと近くにいると、すごく苦しくなって、でも憧れる。気高く厳しくそして、素直でかっこいい、そんな方。
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『仕事のための時間と恋愛のための時間がある。それ以外の時間なんてあるわけがない。(P60)』
『彼は私の人生に舞い降りた最高の幸運だった。(P66)』
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彼女の仕事も恋愛も生き方も潔くて憧れます。
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何事かを成し遂げる人は並外れた努力をしているし、燃えるような意志を持ってるものだなと改めて思った。
仕事がんばろって元気も出たいっぽう、逆に仕事について、このままで本当に自分はいいのかを突きつけられたような感じだよ
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自分を偽って偽って。
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ああ、コンプレックスの塊だったんだろうなと思う。
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コンプレックスまみれのわたしと一緒。
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華やかなブランドイメージが、
ちょっとくつがえります。
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10代の頃からシャネルを持つのは、50才過ぎるまでの楽しみにとっておこうと思っていて。
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この女性が、ワーカホリックに築き上げたシャネル帝国の、あのアイテムが似合う人間になろうと努力しようと30代の佐藤亜美も思ったのでした。
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なんだかふと、そういえばシャネルという女性について、あんまり知らないな…と思い立って読んでみた本。
非常に強く、複雑で、そして悲しいほどに孤独な女性でした。軽はずみな気持ちでは、彼女に憧れるとか、彼女を尊敬するなんて言えないんじゃないかなと思うくらいに。同時に、ここまでの熱量で生き切って、ここまでの孤独を味わうほどに仕事に打ち込んだ人でなければ、死後何年も経っても自分の名前が君臨するような人生は送れないのだろうな、と思ったり。
まだまだ女性の地位が確立なんてされていなかった時代にこんな考え方をしていたら、いったいどれだけの逆風を浴びなければならなかったのだろうと考えると、あらためて彼女の強さと熱情に圧倒されます。
後半部分におもむろに差し込まれた、コクトーとのツーショットで息を呑みました。かっこいいとか、エレガントとか、そんな言葉では言い表せない、ファッション界で戦ってきた戦士の姿。伝説になるのも然もありなん、と数分間見つめていました。
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圧巻だった。ココシャネルという女性について、はじめて知ったが、素晴らしく、女性としてのあり方、生き方、思考など学べることがたくさんあった。
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「ジャージーを使うことで締め付けられた肉体を解放した」
「階級の差を超える」という自由、デザイナーの社会的地位をあげる
「新しい世紀の児である私は新しい世紀を服装で表現しようとしたのだ。」
シャネルは常識とされていた慣習や考え方をビックチェンジさせ、女性に自由を与えた。
時代の変節点を迎えようとしているなかで、シャネルの言葉が新時代の我々にインスパイアを与える。
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彼女のおかげで21世紀現在女性の活躍があるのかも、と思わせる先進的な活躍を感じ取ることができた。たぶん彼女の考え方はいろんなところに影響があり浸透しているがゆえ、今となっては逆に目新しさがなかったりもするのかも。偉大な女性だと思う。
ちなみに解説者は二次情報で憶測交えた解説をしていると思われる。それぞれがうけとる解釈の余白を無くすものと感じた。歴史は歴史として述べるとして、解説者の解釈は不要と感じた。
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自分の信念を強く持ち、自分の生きたいように生き、自分の着たい服を作った強い女性。
彼女の言葉から、他の人と自分を区別し、世間から自分を浮かび上がらせる強い意志を感じる。
"かけがえのない人間でありたい。''
"かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない。"
"「男性と対等であること」は大切、だけどそれはけっして「男性のようになること」ではない"
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映画見たから興味湧いてた本読めたー!よかった!
「人が何を残せるのかといえば、人生のなかでなにをかんがえ、何を愛してきたかということだけ。」
って言葉が一番好き!
私も嫌やなって思った人からは離れて自分をときめかさせてくれたり安心させてくれる人たちと一緒にいたいなと思う。
シャネルはとてもとても孤独で、だから恋愛もいっぱいしてたんやと思う。でも恋愛だけして傷ついてみたいなよく聞く女の人ではなくて、恋愛の終わり際には潔くって感じとか自分の道を貫く感じとかほんまにかっこいいなと思う。
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ちょっと集中力がなかった。
女性が読んだらもっと響くものがあるのかな。
カッコイイ女性であることは間違いない。
自分の人生に責任を持つとは、こういうことだろう。
『無よりも失敗』これは良い言葉だ。