紙の本
自分の頭で考えたい人や、そのためにどうすべきか悩んでいる人におすすめの本です
2018/03/10 13:17
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投稿者:one story - この投稿者のレビュー一覧を見る
考えることについて、常に2つのことを対照させて説明しており(例:上空の視点と地上の視点)、とてもわかりやすい本です。また、練習問題が多いので、ただ読むだけでなく、主体的に考えることもできるので、身に付きやすいと思います。
これから自分の頭で考えることを意識的に行いたいと思っている方や意識しているがどうすればわからないと感じている方に特にお勧めの本です。また、ある程度自分で考えていると思っている方には、さらっと読めて、改めて認識する部分もでてくると言う意味でお勧めの本です。
紙の本
わかりやすく視点の持ち方を考えさせられる良書だと思います
2018/04/22 17:59
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すぐにネットで調べずに、自分なりに考えてからネットを見る癖をつけよう。考えるとは常識という言葉を使わないこと。物事を正しいか間違いかで判断しない。考えるとは正解を求めないこと。考えるとはなんとかするということ、足らないものを待っていても永遠に足ることはない。考えるとは空気を読まない、合わせないこと。
紙の本
私たちの眠れる思考回路を目覚めさせてくれるテクニックを紹介した書です!
2018/01/05 13:42
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ベストセラー『地頭力を鍛える』の著者である細谷功氏によって書かれた眠れる思考回路を目覚めさせてくれる数々のテクニックを紹介した書です。今や人工知能技術が急速に発展しており、今後、多くの作業が人工知能にとって代わられる時代が来るかも知れません。そんな状況にあって、重要になってくるのは、自分で考える力です。本書は、そうした自分で考える力を習得するための45のテクニックを紹介しています。
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変える→
正解と手本はないけど、リスクと目的がある
∴考えるのは必須!
考える、は
今あるものだけを使う|情報、時間、資金、人手…
正解がないと認識する
ルールよりも本質を見る
「結果」よりも「機会」の平等
知らない、に興味が向く
戦術|いかにして戦いに勝つか
↑局所的、部分的、具体的、短期
↓大局的、全体的、抽象的、中長期
戦略|いかにして戦わずに勝つか
リスクを取る=80:20の20点の方|思考重視
具体と抽象の「往復」
→十分な数の具体的を集めて抽象化すること
考える力と実行力は使い所を弁える!
「意見は聞いてもアドバイスは聞くな」
→事実と解釈は別
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これは、とてもためになる本。もう一度しっかりと読み、要点をノートに整理したい。
いい本人巡り合ったよ。
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20171207 固くなった頭をどうしようか?といろいろ本を探していてタイトルに惹かれて読んで見た。第7章を最初に読むと全体が理解し易いと思う。流されてここまできたが考えることで立ち止まり流れる方向を確認できるようになりたいと思う。
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今どき考えずにやっている人なんているんだろうか。読むのに時間を取る必要のある情報が私にはあまりなかった。これを読ませたい人も(本を読むということをしてくれそうな人の中には)思いつけない。
わたしは疲れているかもしれない。気を付けよう。
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【物事の領域には3つある】
①知っていること
②知らないこと
③知らないことすら知らないこと
この領域を如何に広げていくか
①は問題も答えも知っている
②は問題はあるが答えがない
③は問題すら見えていない
考えることで③が②に変わる。
つまり問題意識を持つということ。
【どうやって考えを広げるか?】
AとBをつなぐ
①原因と結果をつなぐ(因果関係)
②部分と全体をつなぐ(全体俯瞰)
③手段と目的をつなぐ(手段と目的の関係)
④現在と未来をつなぐ(未来予測)
⑤現在と過去をつなぐ(因果関係)
⑥具体と抽象をつなぐ(具体化と抽象化)
⑦主観と客観をつなぐ(メタ認知)
⑧自分の世界と相手の世界をつなぐ(他者の視点で考える)
Aが知識や経験で見える領域
Bが考えることで見えてくる領域
【考え方】
具体と抽象を行き来する。
部分と全体を行き来する。
2つは次元が違う為、どちらか一方だけだと飛躍はない。
例えば具体から抽象に行くと応用可能なレベルになり、他の分野で具体化することができる。
具体→抽象→具体
思考を飛躍することが可能となる。
なんとなく生活し、なんとなく悩み、なんとなく考えているような錯覚に陥っていた。そんなところから脱する近道を教えられたと思う。
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『地頭力を鍛える』で話題になった著者による一冊。
時代の変化にあわせ、「考える」このと大切さを説きます。ここを意識しなければ、AI時代に、しなくてもいいことをやみくもに続け、本来人間がすべきことを見失ってしまいます。
後半は若干同じ内容の繰り返しの感もありましたが、所々に著者からの問題が投げかけられますので、時間があればじっくり噛みしめつつ読みたいところですが、今回は表面上の理解にとどまってしまいました。
▼「考え方」が変わると、すべての言動が変化する
●世界が変わって見える
・相手からの視点で考えてみる→日常的なコミュニケーションに変化が起こる
●「先が読める」ようになる
・知識や経験が「過去の集大成」だとすれば、考えることはこれから先のことに役立つ
・動物と異なる人間の武器というのは、「個別事象を一般化して様々な場面に応用させる」こと
●「自由に」なれる
・自由に構想することから物理的な制約を取り払うための第一歩が始まる
・これが、世界を変える様々なイノベーション(革新)に変わる
●AIとうまく共存できる
・AIは「問題」や「目的」を明確に定義できない
→「目的を考える」ことは、人間がやるべき重要なこと
・人間は、人間にしかできないことに集中する
●仕事や勉強ができるようになり、人生が楽しくなる
▼思考停止のメカニズム
「無知の無知」(自分は何でも知っている)→「他責」(だから他人と環境が悪い)→思考停止(だから自分が考えることはない)
▼思考回路起動のメカニズム
「無知の知」(自分は何も知らない)→「自責」(だから学ぶべきは自分)→思考回路起動(だからどうするか考えよう)
▼考えるとは「3つの領域」を意識すること
①「知っていると知っていること」(知識)
②「知らないと知っていること」
③「知らないことすら知らないこと」
▼人間がやるべきところ
「未知の問題」を「通常の問題」に変える、問題発見の分野
▼「川上」と「川下」の違いを理解する
川上:混沌、非分業、抽象度高、属人的など→「考える」が重要
川下:秩序、分業、抽象度低、非属人的など→「知識」が重要
<この本から得られた気づきとアクション>
・未知の未知を意識する、問題発見につなげるための意識を高める
・この問題が川上のものか川下のものかを意識する。解決策は異なるはず
<目次>
はじめに
「自分の頭で考えること」が重要
あなたは、自分の頭で考えていますか?
知識・経験から思考力が重視される時代へ
考える力の「使用上の注意」
第1章 「考える」と、何かいいことがあるの?
考えることには、多くのメリットがある
1 世界が変わってみえる
2 「先が読める」ようになる
3 「自由に」なれる
4 AIとうまく共存できる
5 仕事や勉強ができるようになり、人生が楽しくなる
第2章 「気づき」=無知の知で勝負が決まる
「無知の知」を知っていますか?
「気づいたら」勝負はついたも同然
考えるとは「疑ってかかる」こと
なぜ、疑うことが重要なのか?
考えるとは「自己矛盾を知る」こと
考えるとは「3つの領域」を意識すること
考えるとは「川上」と「川下」の違いを理解すること
第3章 知識重視の価値観から脱却する
思考回路の転換にチャレンジする
考えるとは「知識の価値観を捨てる」こと
「常識の海」から抜け出す方法
考えるとは「すぐにネットを見ない」こと
考えるとは「『常識』という言葉を使わない」こと
考えるとは「正しい/間違い」と言わないこと
考えるとは「正解を求めない」こと
考えるとは「専門家バイアス」から抜け出すこと
考えるとは「分けない」こと
考えるとは「動的である」こと
第4章 「考える力」を起動させるための工夫
考えるとは「自分から動く」こと
考えるとは「変化を起こす」こと
考えるとは「なくても何とかする」こと
考えるとは「モヤモヤに耐える」こと
考えるとは「空気を読まない」こと
考えるとは「戦わなくて済ませる」こと
考えるとは「裏をかく」こと
考えるとは「リスクをおかす」こと
考えるとは「差をつける」こと
考えるとは「尖らせる」こと
考えるとは「数字で判断しない」こと
考えるとは「並ばない」こと
考えるとは「ちゃぶ台返しをする」こと
考えるとは「質問する」こと
考えるとは「自由である」こと
第5章 考えるとは「見えないものをつなげる」こと
「見えるもの」と「見えないもの」の違い
考えるとは「見えないもの」を意識すること
「今ある」ものと「今ない」もの
手段と目的
「やること」と「やらないこと」
個別の事象とそれらの「つながり」
考えるとは「向こうから見る」こと
考えるとは「飛躍がない」こと
考えるとは「なぜ?と問う」こと
「上から見る」ことで部分と全体をつなげる
考えるとは「全体を見る」こと
第6章 考えるとは「まとめて扱う」こと
考えるとは「共通点を探す」こと
具体と抽象
考えるとは「極論する」こと
考えるとは「一言で表現する」こと
考えるとは「経験の限界を知る」こと
考えるとは「具現化する」こと
考えるとは「飛躍する」こと
第7章 「考える」ことの使用上の注意
「孤独」に耐えられる?
悩みが増える?
決断が遅くなる?
使いどころを間違えないこと
他人が信用できなくなる?
他人に嫌われる?
おわりに
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たしかに考えることが大切だということはわかった。これまで物事の表面しか見ていなかったのだなぁと反省させられた。しかしそれではどうしたらいいのかという具体的な方法が書かれておらず、それを考えるのが答えなのかと。
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考えることの重要さはわかったが同じことをダラダラ書き綴っている感がある。もう少し要点を絞って書いて欲しかった
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考えるとは「つなげる」こと
・原因と結果をつなぐ(因果関係)
・部分と全体をつなぐ(全体俯瞰)
・手段と目的をつなぐ(手段と目的の関係)
・現在と未来をつなぐ(未来予測)
・現在と過去をつなぐ(因果関係)
・具体と抽象をつなぐ(具体化と抽象化)
・主観と客観をつなぐ(メタ認知)
・自分の世界と相手の世界をつなぐ(他社の視点で考える)
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「無知の知」の件は、納得できて面白かった。
その後は、同じような内容を、言葉を変えてダラダラ説明されているようで、正直、途中から飽きてきた。
内容的には納得できるんけど。
第7章 「考える」ことの使用上の注意まできて、また面白くなってきたので、やっと読みやすくなった、かな。
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第4章は、意図的だと思うが、
考えるとは、自分から動く、変化を起こす、空気を読まない、リスクをおかす、数字で判断しない、並ばない、など、この本で書かれてあることに対して疑問を持つようなトラップが仕掛けられている。
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考えるとは何か!?
抽象と具体の往復とは⁈
などなどが説明されていた。二項対立の図表は具体と抽象の理解のためだった。
私の感覚で、圧縮と呼んでいたのが抽象化することだったのが発見。私、できてるわ(笑)
2018/08/01読了