紙の本
共著となっているが
2018/03/19 16:44
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代のメンバーによるドラマ。阿部和重と伊坂幸太郎の共著。阿部氏の作品を読んだことが無いので、伊坂氏中心に読み進めた。多少違和感のでたところもあったが、合作としてではなく新たな作家の作品として理解する。
次から次と、息つく間もなくぐいぐい引き込まれた。
相葉と井ノ原のコンビ、いいです。下巻を読みたくなる。
紙の本
現在進行中
2017/12/13 20:07
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投稿者:nobu - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもとうり最初は全体像、読み進めていくと読みが早くなってきます。伊坂さんの前回のはいまひとつでしたがこれは先が楽しみになっていく感じ。下巻をどのタイミングで読むか、とりあえず読み進み確定です。
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お得意の逃亡劇
2017/12/12 10:12
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投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎氏お得意の(阿部和重氏は読んだことがないので分からないが)、逃亡劇。
当然、殺し屋も出て来る。
蔵王の御釜に隠された「村上病」の謎に迫る、旧友2人。
コピー機を悪用した情報収集のアイデアに、「なるほど」と感心した(現実は、そんなにうまくいかないだろうが)。
共著とか気にせず、どんどん読み進められる。
上巻で張り巡らされているだろう伏線が、下巻でどのように回収されるのか楽しみだ。
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このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。
2018/10/1
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変身できないヒーローも、まーまー大変である。
(以下抜粋)
○暗く、細長く、不安に満ちたトンネルの中で正気を保っていられるのは、それがいずれ出口に繋がると信じているからだ。もし、出口がないとしたら。もし、人生の時間を費やし、出口なしのトンネルを進んでいるだけだとしたら。
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二人の作家による合作。
新しいですね。
非常に大変だろうけど。
阿部さんの作品は未読。
伊坂さんはほぼ読んでる。
話の展開はスピード感があり、
どんどん引き込まれるので一気に読める。
読み終わったあと、
途中のキャラクタらがどうなったのか、気になるところはあるけれど。
フツー(っぽい)二人が、
ものすごく大きなトラブルに巻き込まれ、
敵を倒す。
ただそれだけを、ただ楽しめばいい。
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びっくりしたのが、劇場版が公開中止になった設定年が1990年代だっていうこと…! 「昔のこと」を掘り出しすと言えば、もっと「昔の」ことをイメージする。私には1996年はそんなに昔ではない、と思ったところで計算してみると既に20年も前…?
あぁそれは「昔」だわ。。
馴染みのメンバー。今は連絡もとっていない。地元だから風の噂は聞こえてくるけど。
ゴールデンスランバー。大学と高校じゃちょっと違うと思うけど。私は地元を離れてしまって久しいし、全くそんな噂は聞こえてこない。
この、流れているニュースがおかしなこと言ってる感、警察までもが信用できないかもしれない怖さ。大人になったから、皆で1人の人間を封じ込めようとすることの恐ろしさがわかるようになった。何かでも思ったけれど、部外者にはわからないだけで真実ではない報道も、本当にあったりしてとか思っちゃう。報道する人が黙っていたら、見てる方はなにも気づかないで終わる。
そうやって、操作ができる。。
でもその辺の話って嘘くさくなりがちなのでこの先が楽しみ!
イエローサブマリンの支配人はよかった!
あとインテリジェントピルが具体的に話に出て来たの初めてなのでなんか良くないイメージついちゃったww
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冒頭、阿部和重節全開!と思って読みだしたが、次の章からさっそく別の雰囲気が入ってきた。そして、そのトーンが全体を最後まで包む。
あきらかに、これまでの阿部和重のトーンとは違うのは、合作だから当たり前か。。。
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単行本出版当時、話題になった共作の作品。
でも、僕は阿部和重氏の作品を読んだことがないからいまいちピンと来なかった。
それでも期待していた文庫化。
なのにどういう訳かなかなか読み進められない。
伊坂作品はそれこそ読むのを止められなくて数日で読み終わってしまうのに、まさか上下巻で丸二ヶ月かかるとは。
凄く面白いのに、何でだろう?
ワクワクするし読み進めるほど奥深くてはまっていくのに、なかなか進まない。
その解答は #佐々木敦 さんの解説にあった。
これまで何作か共作の小説を読んだけれど、今回は全然感覚が違う。
『いわばこれは「阿部和重」でも「伊坂幸太郎」でもない、第三の、名前を持たない新人作家のデビュー作でもあるのである』
この言葉がすべて。
居心地の良い違和感。
まったく初めて読む作家さんの作品なのだから。
阿部和重氏の作品を読んでみようと思う。
読んでみた後にもう一度この作品を読んだら、また違う印象になるかも。
きっとなる。
表紙のデザイン、並べるといいなぁ。
稲妻だ。
まさか上下巻とは思わず、平置きされていたから下巻だけ買って帰っちゃっけれど。
解説は、とにかく素晴らしいくらいにこの作品について語っている。
帯は…上巻は無いなぁ。
言いたいことはわかるけれど、安易と言うか薄っぺらいと言うか。
下巻の言葉選びは秀逸!
『俺とおまえで世界を救いに行こうぜ』
よくぞこの台詞を選んでくれた!
この言葉がこの冒険活劇のすべてを表現していると思う。
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伊坂幸太郎と、初めて名前を聞くもう一人の作家による合作らしい。どういう書き分けをしているのかわからないが、読み終われば完全に伊坂ワールドだった。相場や井ノ原など、ジャニーズみたいな名前がたくさん出てきて笑う。物語りは物騒な展開で前編を終える。後編へ大きく期待は高まる。
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相葉と井ノ原は小学校の同級生。偶然再会した二人には金に困っているという共通点があり、ある事件をきっかけに入手した地図を手がかりに「宝探し」に乗り出すことに。謎を調べていくうちに、二人が昔好きだった特撮ヒーロー「鳴神戦隊サンダーボルト」も絡んでいることが判明する。
【上・下巻のネタバレあり】
初めは話が入り組んでいてあまりのめり込めなかったのですが、後半になるにつれどんどんおもしろくなっていきました。ただ、カーリー犬(結局名前は何だったんだ!)の行動や、最後のあたりなど、ちょっと都合よすぎるかな~と思わないでもないです。また、コピー機から情報を集める方法なども、実際はそううまくいかないような気がしますが、おもしろいアイデアだなと感じました。
伊坂幸太郎さんの本はそこそこ読んでいて、阿部和重さんの本は『グランド・フィナーレ』を読んだことがあるだけなのですが、どういう風に役割分担をされているのかまったくわかりませんでした。でも、二人で書いていて楽しかったんだろうなという雰囲気は伝わってきました。
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久々の伊坂幸太郎の仙台もの+昔雑誌連載で『シンセミア』を少し読んだ阿部和重(実質上初読)の山形と仙台を舞台にした冒険サスペンス。どちらかに行ったことがあれば、情景が浮かんでくる面白さ。リアルと架空の歴史が混じり合うのも楽しい。
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緊迫した状況と登場人物たちのほのぼのした感じが実にぽいです。
急いでるのだか、ゆっくりしているのかわからない物語にマイペースの大事さを感じます。
下巻が楽しみ!
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かなりテンポの良い、ストーリー展開。謎の敵に追われるというエンタメ性たっぷり。
ゴールデンスランバーを思わせる内容。
五色沼の水、を巡って登場人物たちが右往左往する。
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伊坂幸太郎と阿部和重という現代屈指の人気作家ふたりの完全合作。小学校時代の悪友コンビの決死の逃亡劇の顛末と謎の組織の目的とは。話題の一気読みエンタメ大作。
いきなり語られる『ガイノイド脂肪』で、まずはグイと引き込まれる。終始漂う不穏な空気がいつもの伊坂ワールドなので、出てくるキーワードが気になって仕方ない。まさか今になって元横浜大洋のポンセというワードに出会えるとは。