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紙の本
AV女優消滅 セックス労働から逃げ出す女たち (幻冬舎新書)
著者 中村淳彦 (著)
AV業界になにが起こっているのか。出演強要とはなんなのか。出演強要問題のキーパーソンや被害女性、著者が今まで聞き取りした被害例などを通じて実情をあぶり出し、これからのアダ...
AV女優消滅 セックス労働から逃げ出す女たち (幻冬舎新書)
AV女優消滅 セックス労働から逃げ出す女たち
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商品説明
AV業界になにが起こっているのか。出演強要とはなんなのか。出演強要問題のキーパーソンや被害女性、著者が今まで聞き取りした被害例などを通じて実情をあぶり出し、これからのアダルトビデオを考える。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の多彩なアダルトビデオはまさに百花繚乱、世界中に多くのファンを持つ。かつては暴力団が女性を斡旋し、資金源としたが、90年代後半から業界の体質改善が進み、自ら女優に応募する女性も増え、健全なビジネスに変貌を遂げたかに見えた。しかし、2016年3月、女性団体が、自らの意思に反してAV作品に出演させられた女性たちの存在を発表。その後、被害者の告発が続く。AV女優が身を置く過酷な労働環境が表面化したのだ。東京オリンピックを控えた今、当局はAVへの取り締まりを強化する方針だ。瀕死寸前のAV業界生き残りの道を探る。
【本の内容】
著者紹介
中村淳彦
- 略歴
- 〈中村淳彦〉ノンフィクション、ルポルタージュを執筆。代表作に「名前の無い女たち」シリーズがあり、劇場映画化もされている。他の著書に「職業としてのAV女優」など。
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紙の本
業界人が疑問に持つと
2023/05/12 23:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々はAV業界のライターだった著者が「出演強要」を書いた本。以前はヤクザが関わっていたらしいから、もっと手荒かったのだろうか?他の本にあるように、バッキー事件は素人の仕業だったそうだし。AV女優は人間はなくいくらでも代わりがいる商品であり、途中で逃げ出しさえしなければ、自殺しようがどうなろうが知った事ではないという風潮だったようだ。おそらく企画女優ならもっとひどいのではないか。読んでいて気持ち悪くなった。
以前ならAV女優が自分の経験などを告発しても「結局はAV女優の売名行為」か「AV女優の戯言」ぐらいに思われていたような気がする。穂花の本は香西咲の「出演強要」の前に出ていたのだから、その時点で「出演強要」を問題視する事は出来なかったのか?もっとも出版業界も週刊誌を持っているところでは大手でもAV女優の宣伝に関わっているような出版社が多いから、香西咲のインタビューを掲載したのがジャニーズ事務所と同じで業界とは関係がない「週刊文春」だったのだろうか。
電子書籍
アダルト女優
2019/07/17 14:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の意思に反して出演された人は警察でも弁護士でも、相談したほうがいいと思うが、自分の意思で業界に入った子は、承知の上なのでは?
電子書籍
逃げろ逃げろ
2019/04/26 15:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝4時 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おうよ、逃げろ逃げろ!と思った。
真面目な子ほど自分に鞭を打って嫌な仕事でも心を無にして頑張ってしまう。
それも、悪い大人の嘘を簡単に信じてしまう。「裸は芸術なんだよ」「みんなが喜ぶから」という肯定的な言葉を繋げた嘘に引っかかってしまう。
地方から都会に出たばかりの18歳なんてさぞ騙しやすいだろう。海千山千の業界の男性たちに取り囲まれたら書類にハンコも押しちゃうだろう。
私は、彼と入ったラブホに置いてあるAVの番組表を寝転がりながら見ていて、なんて綺麗な女の子が出演しているのだろうと驚いた。そして、AV女優の女の子たちの境遇が気になってこの本を読んだ。
これだけ綺麗なら就職やアルバイトに有利だろう。貧乏であってもアルバイトで生きていける。
これだけ綺麗なら素敵な男性にも巡り会えるだろう。もしかしたら男性に人生を助けて貰えるのではないか?私が男性なら絶対助ける。お金のためにAVになんて出させない。(好きでやってるならしゃーないけどさ。)
若く綺麗で今後の人生にあらゆる可能性が開けているはずなのに彼女は何で今後の人生に大きな影を落とすだろうAVに出ているのか。アルバイトでは返せないほどの借金でもあるのだろうか。親の借金とか?そんな昭和な。日本はそんなに非情な国なのか?
エッチが凄く好きなのか?「名前のない女たち」を読んでそういう人も居ると知ったけどみんながみんなそうじゃないだろう。もしや、AVに出た事でその顛末がどうなるか予想できない程のおバカさんなのか??ならばなおさら保護対象じゃん。
色んな疑問が湧いた。
それに、この本は答えてくれた。
AVの出演強要。
綺麗であればあるほどそれは巧妙に強く強く行われる。
私なんかも街の中で怪しいスカウトに声を掛けられたりしたけど早足でシカトするだけで簡単に切り抜けられた。それは顔がイマイチな為に説得する労力に見合わないからだ。
しかし、綺麗な子は大変だ。しつこく言い寄られ、言いくるめられ、脅され、夢の応援をチラつかせられ、洗脳されたりする。この本は、そんな吐き気を催すような酷い手段がこれでもかと沢山書かれていた。
例えば、純粋でウブで綺麗な娘を持つ親ならこの本を読んで、しっかり娘に注意喚起をしてから都会に送り出したらいい。