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商品説明
「存在と時間」が公刊された1927年前後から30年代初頭までのハイデガーの哲学を生き物の問題という観点から読み直し、形而上学期とも呼ばれる思想が一種の「超越論的な生き物の哲学」を潜ませていることを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
「動物は世界が貧しい」――この奇妙なテーゼを掲げたとき、20世紀最大の哲学者は何を見ていたのか。人間と他の生き物の関係を問い、「生きている」とは何を意味するのかを問うたマルティン・ハイデガー。その巨大な思想を「生き物」というかつてない観点から全面的に再構成する本書は、生をめぐる問いの根源に迫り、誰も見たことのない地平を出現させる。注目の気鋭が放つ待望の書。國分功一郎氏推薦!【商品解説】
目次
- 序論
- 第一節 人間中心主義の問題
- 第二節 超越論的な観点の可能性
- 第三節 概観
- 第1章 能力の問題と超越論的な人間中心主義
- 第四節 『形而上学の根本諸概念』の概要と生物論の位置づけ
- 第五節 道具の出来上がり状態と器官の出来る態勢
- 第六節 能力の存在の仕方という問題
- 第七節 為されざる要なきを為すこととしての能力
- 第八節 不必要性の優位とその超越論的な由来
著者紹介
串田 純一
- 略歴
- 〈串田純一〉1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。早稲田大学、東京工業大学、東洋大学非常勤講師。専門は哲学。
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