「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
母親の孤独から回復する 虐待のグループワーク実践に学ぶ (講談社選書メチエ)
著者 村上靖彦 (著)
気づいたら子どもを叩いてしまう…。自分でも気づかずにいる不安と孤独。自分を取り戻すには? 虐待からの回復は可能であること、回復のために必要なプロセスがあることを、グループ...
母親の孤独から回復する 虐待のグループワーク実践に学ぶ (講談社選書メチエ)
母親の孤独から回復する 虐待のグループワーク実践に学ぶ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
気づいたら子どもを叩いてしまう…。自分でも気づかずにいる不安と孤独。自分を取り戻すには? 虐待からの回復は可能であること、回復のために必要なプロセスがあることを、グループワーク実践をもとに具体的な例で示す。【「TRC MARC」の商品解説】
増加の一途をたどる子どもへの「虐待」。気づいたら子どもを叩いてしまう、叩いてしまう自分を抑えられない……。そんな母親は、自分も子どもの頃に母親から叩かれたことに気づけず、不安と孤独の中にいる。「MY TREE ペアレンツ・プログラム」での実例を紹介しながら、「独り」から始めて自分を取り戻すための道を探っていく本書は、人知れず苦しんでいる母親たちにヒントを贈りたい、という思いとともに書かれた。
子どもに対する「虐待」についての児童相談所への相談件数は、現在10万件を越えています。1万件を越えたのが1999年のことですから、急激な増加を見せていることに疑いはありません。相談されず、表に出てこないケースを含めれば、その数はさらに増えることでしょう。
子どもを叩いてしまう母親は、なぜ増えているのでしょうか?
なぜ彼女たちは、子どもを叩いてしまうのでしょうか?
気づいたら叩いてしまう。叩いてしまう自分を抑えられない……。中には、エスカレートして、子どもを死に至らしめてしまう場合すら起きています。
そんな母親には、自分自身が子どもだった頃に母親に叩かれた恐怖、そこから生まれた孤立感があることがめずらしくありません。そのことに気づかぬまま、気づいたら自分も子どもを叩くようになってしまっているのです。
──本書は、そんな孤独の中で苦しんでいる母親たちのために書かれました。
2001年に森田ゆり氏の考案で開始された「MY TREE ペアレンツ・プログラム」のグループワーク実践を例にとり、「子どもを虐待してしまう親の回復のためのプログラム」がどのように働き、どのような成果をもたらしているのかを描き、どうすれば孤独から回復できるのかを探ります。このようなプログラムに関心をもてない人、関心を抱いても参加する勇気がない人にとっても、ここには貴重なヒントがたくさん含まれているはずです。
「虐待」の連鎖を止め、自分を取り戻す道は、「独り」から始まります。
「独り」でいるあなたに、本書は語りかけたいと思っています。
【主な内容】
はじめに 独りから始まる──虐待とその背景
第1章 虐待渦中にある親の背景と回復への道のり
第2章 環境づくりと体のまとまり──回復のための空間
第3章 自分とのつながりと子どもとのつながりを作るワーク
第4章 声の響き合い──自分を語ること
第5章 プログラムを終えて──つながりの記憶
結 論 独りから始まるつながりと回復【商品解説】
目次
- はじめに 独りから始まる──虐待とその背景
- 第1章 虐待渦中にある親の背景と回復への道のり
- 第2章 環境づくりと体のまとまり──回復のための空間
- 第3章 自分とのつながりと子どもとのつながりを作るワーク
- 第4章 声の響き合い──自分を語ること
- 第5章 プログラムを終えて──つながりの記憶
- 結 論 独りから始まるつながりと回復
- 注
- 文献一覧
- あとがき
著者紹介
村上靖彦
- 略歴
- 〈村上靖彦〉1970年東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。大阪大学大学院人間科学研究科教授。著書に「レヴィナス」「摘便とお花見」「仙人と妄想デートする」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
虐待
2020/05/08 15:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親の虐待は、お母さんの孤立さえ防ぐことができたら、なんとかなるんじゃないかなと感じました。父親は、難しそう。