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異次元緩和の終焉 金融緩和政策からの出口はあるのか
著者 野口悠紀雄 (著)
日本経済にとっての最大の課題は、金融緩和政策からの脱却をいかにして実現するかである。異次元金融緩和政策の誤りを総括し、本当に必要とされる経済政策を明らかにする。【「TRC...
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商品説明
日本経済にとっての最大の課題は、金融緩和政策からの脱却をいかにして実現するかである。異次元金融緩和政策の誤りを総括し、本当に必要とされる経済政策を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
○異次元金融緩和が導入されてから、4年たった。2018年には黒田総裁の任期も来る。いまこそ、総括と展望が必要な時だ。日銀は、2016年9月に、「総括的な検証」を行っているが、とても十分とは言えない。
○異次元緩和は、日本経済のどこをどのように変えたのか? 基本的には、経済の基本を改善せず、国債市場を歪めただけの結果に終わった。日本銀行が意図したこと、意図の背後にある理論的な枠組みのどこに問題があったのか?そもそも目標や理論が間違っていたのではないか?
○このまま大量の国債購入が続くと、脱却はきわめて困難になる。なぜなら、金融市場の混乱などの問題解決がますます難しくなるからだ。また、仮に目標インフレ率が実現すると、日銀の財務上の問題、財政負担の増加などの問題が深刻になる。
○いま必要なのは、インフレ目標の達成にこだわることなく、できる限り早く異常な政策から脱却することだ。その際に起こりうる経済と市場の混乱を最小限にとどめるために、何が必要かを早急に検討すべきだ、と著者は説く。【商品解説】
目次
- 序 論 「金融政策の死」を「経済の死」につなげぬために
- 第1章 効果なしと分かっていた量的緩和をなぜ繰り返したのか?
- 第2章 弊害の大きいマイナス金利と長期金利操作
- 第3章 評価(1)物価上昇率目標は達成できず
- 第4章 評価(2)消費を増やさず、格差が拡大した
著者紹介
野口悠紀雄
- 略歴
- 〈野口悠紀雄〉1940年東京生まれ。イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。「バブルの経済学」で吉野作造賞受賞。
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日本経済の抱える大問題を徹底的に分析した書です!
2017/11/19 13:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本経済の根幹を揺るがす大問題について徹底的な分析を加え、その突破口を見出そうという書です。日本銀行における巨額の損失、超過債務、そして財政の破たん。こうした問題がどのようにして起こり、現在どういう状況にあるのか、そして、果たしてその出口はあるのか、そうした我が国社会を取り巻く経済問題を根本的に見つめた良書です。
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アベノミクスの真価
2017/10/31 21:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
好調な経済指標が出ている昨今ですが、出口戦略をどうするべきか、具体的に説得力を持って論議されている一冊です。