読割 50
紙の本
タッカー&ケイン チューリングの遺産 下 (竹書房文庫 シグマフォース外伝タッカー&ケインシリーズ)
著者 ジェームズ・ロリンズ (著),グラント・ブラックウッド (著),桑田健 (訳)
メディア王プルーイット・ケラーマンの野望は、キラードローンの開発だけにとどまらない。計画を阻止するため、タッカーたちは最初の原爆実験の地やカリブ海の島を経て、敵の本拠地に...
タッカー&ケイン チューリングの遺産 下 (竹書房文庫 シグマフォース外伝タッカー&ケインシリーズ)
シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
メディア王プルーイット・ケラーマンの野望は、キラードローンの開発だけにとどまらない。計画を阻止するため、タッカーたちは最初の原爆実験の地やカリブ海の島を経て、敵の本拠地に乗り込んだ…。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
タッカー&ケイン 下巻
2018/01/04 23:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドローンとの戦闘シーンで生身のタッカーとケインの活躍がとても力強く感じられました。未来の社会ではターミネーターのように機械に征服されてしまう気がしてきました。そんな中で生身のケインの活躍がこころを和ませてくれる作品になっていると思います。ここまで作品がつづいているので次は何を相手にするのか楽しみです。
紙の本
下手な小細工を必要としない主題を軸に、直球勝負で突き進む早いテンポの物語展開に好感が持てる。
2019/02/26 09:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
直球勝負の作品。下手な小細工を必要としない主題を軸に、直球勝負で突き進む早いテンポの物語展開に好感が持てる。難しい話は適度に端折り、活劇と恋物語と、犬=ケインとの話を適度に織り交ぜることで全く飽きさせない。しかし、主役たちが実に怪我をしますね。継続的に主役を張るのは無傷が前提なのに皆満身創痍って感じ。これは「シグマフォース」シリーズでも同じだが、展開の中で緊張感を生み出すうえでは必須要素とは思うけど、これでは主役の体がもたない。特に、ケインは今回やられっぱなしで可愛そう。動物虐待ですよね。ケインは少佐、タッカーは大尉なので上官虐待で告訴しなくっちゃ。(笑)とは言え、誠実さを絵に描いた「忠犬ハチ公」=ケインの活躍をもっと見たいです。ケイン頑張れ。なお、あとがきの話だが、本シリーズの3作目の話はまだないが、タッカー&ケインは今後も何らかのかたちで「シグマフォース」シリーズに関係してくるらしいので乞うご期待といったところか。
ところで、今回のチューリングの遺産は、チューリング無くしても現実化すると思われる範囲で、敢えてチューリングを持ち出すまでも無かったように思う。つうことで、謎の浅さで緊張感の薄れた下巻が若干低評価になりました。そこで気になったのが本書は当初『キラードローン・・・・』てな邦題で発売予定となっていたはず。ところが何時の間にか「チューリングの遺産」になっていた。しかし英題は『WAR HAWK』であり、冒頭でガイストが盗み出したチューリングの「ARESプロジェクト」なる資料は画期的なヒントにはなるが、既に量子コンピュータまで試作(疑似では実用化段階)されてる今日では、あくまでもヒントとしての意味しかなく決定的な要素とは言い難い。この辺りが私的には画期的と思えない致命的欠陥らしい。むしろ、英題の『WAR HAWK』を生かした当初予定の『キラードローン・・・・』の方が良かった気がする。