「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病 下 (ハヤカワ文庫 NF)
著者 ダニエル・E.リーバーマン (著),塩原 通緒 (訳)
労働事情や食生活などの環境変化に身体の適応が追いつかず、人間はさまざまな健康問題に悩まされ、病は是正されることなく次世代に伝わって行く。進化の旅を踏まえ、この悪循環を食い...
人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病 下 (ハヤカワ文庫 NF)
紙の本 |
セット商品 |
人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病 (ハヤカワ文庫 NF)セット
- 税込価格:2,024円(18pt)
- 発送可能日:1~3日
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
労働事情や食生活などの環境変化に身体の適応が追いつかず、人間はさまざまな健康問題に悩まされ、病は是正されることなく次世代に伝わって行く。進化の旅を踏まえ、この悪循環を食い止めるにはどうすればいいかを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
感染症が激減した一方で「現代病」が増加しているのはなぜか? 人類の進化の歴史をたどりながら現代人の抱える問題を明らかにする【商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
我々の身体は、現代の文明生活に適応できているか。
2018/05/27 10:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人類は、類人猿の時代から現在までのその進化の過程で、
そのほとんど全ての時間を狩猟採集民として、過ごしてきた。
そのため、我々の身体は、狩猟採集生活に適応するように、進化してきたのだという。
虫歯、労働、食物の栄養、衛生状態、身長、寿命などのデータから、
狩猟採集生活、農業の開始、産業革命と、環境の変化により我々の人体が
どのように変化してきたのかを考察する。
そして、現代人の生活の特徴である、エネルギーを摂りすぎ、動かなすぎる、という状態が、
いかに我々の身体にとって、悪影響を与えているのか、ということを、肥満や2型糖尿病や、
がん、骨粗鬆症、アレルギー、偏平足、近視、腰痛などの様々な不調の原因を分析し、説明する。
とりあえず本書を読んで、甘すぎる加工食品を摂るのは控えめにしたい、とか
いかに身体を動かすことが大事なのか、といったことが、印象に残った。
根拠を示さずに断定していくような本ではまったくなくて、
とても科学的で、中立的な視点から記述していこうという本。
人類の進化史を記した上巻は、他の本でもその知識は得られるけど、
この下巻は、本書ならではの部分だと思う。