サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

【HB】丸善・ジュンク堂書店×hontoブックツリー  あの人をもっと知りたい  ~7/5

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/10/15
  • 出版社: 海山社
  • サイズ:20cm/492p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-904153-11-6

紙の本

サンショウウオ戦争

著者 カレル・チャペック (著),栗栖 茜 (訳)

スマトラ島の西、タナマサ島という小さな島で、ヴァン・トフ船長はサンショウウオと出会う。やがて、世界中で労働力として使われるようになったサンショウウオは、自らの生存権をかけ...

もっと見る

サンショウウオ戦争

税込 2,860 26pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

スマトラ島の西、タナマサ島という小さな島で、ヴァン・トフ船長はサンショウウオと出会う。やがて、世界中で労働力として使われるようになったサンショウウオは、自らの生存権をかけて、人類に戦いを挑み…。不朽のSF名作。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

カレル・チャペック

略歴
〈カレル・チャペック〉1890〜1938年。チェコの作家。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

サンショウウオとの出遭いにドキドキしながらも、人間社会の問題点を考えさせてくれる秀作!

2017/11/19 16:14

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ohi_panda - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を手にとりタイトルと表紙のイラストを見ただけでは一見、面白そうなSF作品かなと思わせます。しかし、読み進んでいくとそうでないことに気付きます。

前半のサンショウウオとの出遭いはドキドキさせられます。しかし、サンショウウオが人間の労働力となりその迫害史を知ると、人間社会の抱えている問題点や課題が浮き彫りにされてきます。
そして、最終的にサンショウウオに反抗(戦争)されると、人間社会のもつ弱点ともいうべき資本主義、科学技術、政治などの文明への疑問を抱かざるを得ないようになります。人間の社会、文明への問題意識を否が応でも持たされてしまいます。

この作品より10年以上前のチャペックの作品「ロボット」(R.U.R)では、人間が作ったロボットに人類がやられてしまうという少し恐ろしい内容でした。この「サンショウウオ戦争」では、サンショウウオに人間は撲滅されてはいません。
しかし、サンショウウオが人類、人間社会の問題を浮き彫りにするための存在であり、その登場によって人類社会の持つ矛盾や課題を突き付けられると、違った意味でロボット以上の怖さを感じされられます。

人間社会の成長と発展は有史以来、ある意味輝かしいものでしょう。特に産業革命以降の技術発展は目覚ましく、人類は物質的に飛躍的に豊かになります。しかし、そこには階級差、貧富差、また増え続ける人口問題、偏った政治、資本主義に翻弄される経済活動など多くの問題と課題を抱えています。この作品ではこうした点をえぐり出すように描かれています。
そういった点では、やはりカレル・チャペックの集大成の作品がこの「サンショウウオ戦争」なのでしょう。

本を手にしたときと違って、読後感は正直「少し重たいな」と感じます。特に後半の「マイネルトの人類の没落」や「Xの警告」の部分は、深いものがあることから尚更です。
けれども、それらの更なる理解も含めて、しばらく経ってからまた読み返したい作品のひとつだと感じています。

なお翻訳者のお父さん(栗栖継)はチェコ文学者で、すでに40年程前にこの作品訳されています。現在も岩波文庫とハヤカワ文庫から「山椒魚戦争」として出版されています。この作品の翻訳者(栗栖茜)はあとがきで、「訳されてからかなりの年月が経ち、作品の解釈もかなり異なることから、今回改めて訳した」と述べられています。機会があったらお父さんの訳された「山椒魚戦争」も読んでみたいなと思っています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。