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日本問答 (岩波新書 新赤版)
日本はどんな価値観で組み立てられてきたのか。なぜそれが忘れられてきたのか。常に新境地を切り開く江戸文化研究者と、古今東西の膨大な書物を読破し続ける編集工学者が日本の来し方...
日本問答 (岩波新書 新赤版)
日本問答
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商品説明
日本はどんな価値観で組み立てられてきたのか。なぜそれが忘れられてきたのか。常に新境地を切り開く江戸文化研究者と、古今東西の膨大な書物を読破し続ける編集工学者が日本の来し方・行く末を語り合う、侃侃諤諤の知の冒険。【「TRC MARC」の商品解説】
日本はどんな価値観で組み立てられてきたのか。デュアル思考で見えてくる多様性の魅力とは。【本の内容】
著者紹介
田中優子
- 略歴
- 〈田中優子〉法政大学社会学部教授。国際日本学インスティテュート(大学院)教授。紫綬褒章受章。
〈松岡正剛〉編集工学研究所所長。イシス編集学校校長。著書に「空海の夢」など。
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紙の本
この二人の対談なんだから面白くないわけがない
2022/12/08 13:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
田中氏は日本近世文化の研究者で元法政大の総長、「江戸百夢」は熱のこもった本だった、松岡正剛氏は、もちろん「千夜千冊」の連載で有名な博覧強記の人、この二人の対談なんだから面白くないわけがない。一気に読ませていただいた。
紙の本
日本のデュアル性
2021/05/22 21:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:第一楽章 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本では、”デュアル”、二重性がキーワードとなっています。ダブルスタンダードではなく、デュアルスタンダードが日本の特徴だと。確かに、陰と陽、内と外、公と私、ハレとケなど、時と場合によって価値基準、判断基準が違いますよね。わたしなりにこの”デュアル”を解釈してみれば、それは価値判断の基準が単一の数直線ではなく、二つの軸を持ったxy-平面ということなのではないか、と思いました(ダブルスタンダードって、一つの軸の上でケースバイケースで基準点が動くことだと思うんで、軸が二つあるのとは違う)。さらに言えば、文化や宗教観など形のないものの重要性を持っているわけですから、実軸と虚軸という複素数平面的なものが、日本文化の特徴なのかもしれません。
キリスト教やイスラム教のように、神や聖典に道徳的価値基準を求める文化ではそれが単一の軸になりやすいのかなと思いますが、そうではない宗教観を培ってきた日本には、単一軸の考え方とは違う文化が育まれてきたのでしょう。
とはいえ、数学や物理学も、こう考えると世の中のことがうまく解釈・説明できる、というスキームなのでこれが正解というわけではないですけど。
紙の本
学習と経験
2018/05/21 11:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会に対する義憤、カウンターカルチャーの模索の時代に生きた人たちの拠り所は、結局は自国の文化を振り返り、それらを肯定するのか、それとも否定するのかの繰り返しなのだなぁ、と改めて思わせる対談。