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紙の本
蒙古襲来と神風 中世の対外戦争の真実 (中公新書)
著者 服部英雄 (著)
鎌倉中期、外国から二度の攻撃を受けた蒙古襲来。「神風」が吹いたため敵を撃退できたとされるが、それは事実なのか。通説の根拠となった諸史料の解釈を批判的に検証。「蒙古襲来絵詞...
蒙古襲来と神風 中世の対外戦争の真実 (中公新書)
蒙古襲来と神風 中世の対外戦争の真実
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商品説明
鎌倉中期、外国から二度の攻撃を受けた蒙古襲来。「神風」が吹いたため敵を撃退できたとされるが、それは事実なのか。通説の根拠となった諸史料の解釈を批判的に検証。「蒙古襲来絵詞」など良質な史料から、その真相に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
鎌倉中期、外国から二度の攻撃を受けた蒙古襲来。「神風」が吹いたため敵を撃退できたされるが、それは史実か。刺激に満ちた論考。【商品解説】
鎌倉中期、外国から二度の攻撃を受けた蒙古襲来。「神風」が吹いたため敵を撃退できたされるが、それは史実か。刺激に満ちた論考。【本の内容】
著者紹介
服部英雄
- 略歴
- 〈服部英雄〉1949年名古屋市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(文学)。くまもと文学・歴史館館長。九州大学名誉教授。「河原ノ者・非人・秀吉」で毎日出版文化賞を受賞。
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広く読まれてほしいです。
2018/10/22 21:42
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
批判を言い出したらキリがないでしょうね。たしかに、写真は見づらくて、筆者の指摘部分がよくわからないところも・・・。でも、明治150年とかほざいている方もいて、ネトウヨにかきまわされて、真実が見えにくくなったり、首相みずからが、海外では歴史修正主義者と言われる始末。そんななか、学者の良心から出発してまとめてくれた筆者に感謝。ましてや、評価された前著が、ボリュームがありすぎて、一般の方には、遠いものになっていることを考えると、多少の文句はあっても、新書版で、この本が出されたことを評価すべきですよね。そして、終章。ありがとうございます。こういうことをきちんと書いてくださる学者さんがいることに拍手。特攻隊の実態をわかりやすくまとめ、小生も感銘を受けた、特攻関連本をいくつか紹介してくれています。ありがとうございます。
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科学的・合理的な史料解釈
2019/11/11 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私もさすがに神風は信じていなかったが、実際に台風で勝ったのだと思っていた。然し本書を読んで、それは実際に戦った多くの武士たちに失礼だと感じた。本書では、科学的、また合理的に史料を読み解き、多くの学術書で無批判に引用されてきた史料を批判的に検討していく。
個人的に、元寇で捕虜となったモンゴル人・中国人がどうなったのか気になっていたので、それに関する言及もうれしかった。
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今更、神風が吹いたから勝ったんじゃないと言われてもw
2019/01/28 14:51
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本は神の国だからいざとなったら神風が吹く。と、戦時中の日本の中には本当に信じていた人たちがいる。それは、13世紀に海を渡って攻め込んできた元と高麗の連合軍が台風によって全滅したという長い間伝えられてきた「史実」があるからだ。しかし、この本を読んでいると文永弘安の役は少し様子が違うことがわかる。文永の役の時には、それほど大した神風は吹いていない、そもそも台風シーズンではなかった。弘安の役の時には、確かに台風は襲来したが全滅したわめではなく、戦闘は続いていた。当時の日本軍は台風というラッキーパンチで勝利したのではなくて、結構、世界最強の軍団に対して善戦していたことがわかる。神風のおかげで勝てたという「史実」は当時の勇敢に戦った竹崎季長をはじめとする多くの武将に失礼である
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従来からの通説「神風史観」を徹底的に覆す著者渾身の良書
2018/05/31 19:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「神風によって蒙古軍が退散した」といった「神風史観」を良質な一次資料等を駆使して徹底的に批判し、真相に迫る良書である。蒙古が日本に襲来した理由から説き起こし、文永の役・弘安の役に際し日本の武士団がどのように蒙古軍と戦ったか?を詳細に論じている。加えて世界に類を見ない超一級資料である「蒙古襲来絵詞」や海底遺跡にまで解説が及ぶ。
従来の「神風史観」に毒されてきた読者にとっては刮目の書である。
また、本書を読むと「当時の武士団は一騎打ちが戦いの基本であるため蒙古軍の集団戦法に苦戦した」といった言説に対しても疑問を感じざるを得ない。
ただ、本書に掲載されている写真が小さい為、著者の解説がよく伝わらないのが残念である。カラー写真は無理としてももっと拡大された写真を掲載して欲しかった。
出版社の配慮不足が悔やまれる
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興味深い
2022/07/04 11:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世の対外戦争について、興味深く読むことができました。蒙古襲来の時の神風など、幻想にすぎると思いました。
紙の本
研究者の誠実な姿勢を実感、しかし・・・
2017/12/03 17:20
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るしあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「学界の定説を疑問視し、実証的に通説を否定していくことを使命」と考えている著者の姿勢が如実に表れており、予断を持たず資料に丹念に読み解くプロセスが語られています。終章では、「神風」の他、「神風特攻隊」にも触れられ、著者の歴史家としての熱い思い、歴史に向き合う誠実さが良く伝わってきました。
しかしながら、全体に研究者の細部へのこだわりに延々つきあわされる感は否めず、細部が大きな歴史の流れに関わってくるならまだしも、「で何がいいたいの?」と思わせる記述が多いように感じました。「対外戦争では領地獲得は出来ず恩賞に困った幕府は、霜月騒動で・・・」のくだりは深い考察もなく、陳腐な印象です。元寇に関し、通説を覆した凄さは超一流なのでしょうが、新書では、もう少し一般的な読者を楽しませる視点も必要なのではと思いました。
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面白くない
2018/01/12 17:43
8人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
つまらないの一言に尽きる。学者の書いた本は面白みがない。元寇は神風で救われたわけではないが支援になっただけの話を証拠をいちいち取り上げて解説しているが、専門家ではないので興味がわかない。読まなければ良かった。
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福岡でも!
2020/02/29 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
丁寧に資料を読み込まれていて、とても勉強になります。
福岡の地名もたくさん出てくるので、臨場感もあり、興味が湧きました。