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紙の本
噓を愛する女 (徳間文庫)
著者 岡部 えつ (著)
大手食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(演:長澤まさみ)は、研究医で優しい恋人・小出桔平(演:高橋一生)と同棲5年目を迎えていた。由加利が...
噓を愛する女 (徳間文庫)
嘘を愛する女
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商品説明
大手食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(演:長澤まさみ)は、研究医で優しい恋人・小出桔平(演:高橋一生)と同棲5年目を迎えていた。由加利が結婚を意識し始めたある日、桔平はくも膜下出血で倒れ、意識不明の状態で病院へ運ばれてしまう。訪ねてきた警察官は、さらに由加利に衝撃の事実を告げる。桔平の所持していた身分証類はすべて偽造で、職業はおろか名前すら、すべてが「嘘」だったというのだ。
「あなたはいったい誰?」
騙されていたショックと、彼の正体への疑問を拭えない由加利は、私立探偵の海原(演:吉田鋼太郎)に依頼し、桔平の身元調査に乗り出す。やがて、桔平が書きかけていた700ページもの小説が見つかる。そこには、誰かの故郷を思わせる描写や、幸せな家族の姿が描かれていたのだった。小説の舞台が瀬戸内海のどこかであることをつきとめた由加利は、桔平の秘密を追うことに・・・・・・。
なぜ桔平はすべてを偽り、由加利を騙さなければならなかったのか。
そして、彼女はいまだ病院で眠り続ける「名もなき男」の正体に辿り着くことができるのか――。
長澤まさみ、高橋一生 共演で話題の映画『嘘愛』を完全小説化。小説で明かされるもうひとつの真実とは――。
【本の内容】
著者紹介
岡部 えつ
- 略歴
- 1964年大阪府生まれ、群馬県育ち。2008年に第3回『幽』怪談文学賞短編部門大賞を受賞、翌年、受賞作を表題とした短篇集『枯骨の恋』でデビュー。14年7月に刊行された『残花繚乱』がTBS木曜ドラマ劇場で連続ドラマ化され話題に。他の著書に『生き直し』『パパ』『フリー!』などがある。
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電子書籍
切ないストーリー
2022/12/11 21:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人の女性が、恋人が事故に遭って入院したことをきっかけに、恋人の名前が偽名で経歴も嘘であったことを知ります。そして女性は、彼の素性と抱えていた真実を探り始める物語です。美しい情景描写や心理描写、人間関係の機微を丁寧な筆運びで描いた切ないストーリーの物語でした。彼がどんな過去を背負って生きてきたのか、というミステリ的要素もありますが、それよりも心の変化を巧みな表現で書き連ねてゆくドラマ性にこの物語の肝はあるように思いました。
紙の本
最後まで一気に読みたくなる本
2019/06/29 23:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルリラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルにもあるように、桔平が何者か最後まで一気に読んでしまう本です。もし私がこの主人公だったら、真実にたどり着けていなかっただろうなと思いました…
電子書籍
見えないところに真実が
2022/07/01 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎解きまっしぐらだった映画とは、ひと味違ったスリルがあります。語り手をどこまで信じていいのか不安になってしまうところも、小説の強みでしょう。
紙の本
原作ではなく、映画の小説化
2022/03/27 16:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説があって映画化されたのかと思っていたが、映画があって小説になったらしい。
タイトルの言う「嘘」とは何か。主人公がそこに迫っていくサスペンス仕立ての物語。
映画を観て読むと、場面が頭に浮かび、すごく立体的にイメージが迫ってきた。
紙の本
事実は小説より奇なり。
2020/06/07 11:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんなルールを決めて、私たちの関係は結ばれている。実際、目に見えない関係を証明することは難しい。本当に大切だと思う人との証明書はなくても大丈夫なのかもしれない。だけど、そんな事に囚われない勇気のある人は、ほぼ居ないんじゃないかね。