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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/03/22
- 出版社: 芙蓉書房出版
- サイズ:19cm/334p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8295-0727-8
紙の本
ルトワックの“クーデター入門”
クーデターはやる気と材料があれば、素人でもできる! 事実上タブー視されていたクーデターの研究に真正面から取り組み、実際に国家権力を握るために活用できるような、クーデターの...
ルトワックの“クーデター入門”
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商品説明
クーデターはやる気と材料があれば、素人でもできる! 事実上タブー視されていたクーデターの研究に真正面から取り組み、実際に国家権力を握るために活用できるような、クーデターのテクニックを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
「クーデターはやる気と材料があれば素人でもできる!」
事実上タブー視されていたクーデターの研究に真正面から取り組み、クーデターのテクニックを紹介するという驚きの内容。
『自滅する中国』(芙蓉書房出版)、『戦争にチャンスを与えよ』『中国4.0』(文春新書)などの著作で、いま注目度がきわめて高い論客エドワード・ルトワックが1968年に発表した衝撃のデビュー作「クーデター入門」が50年の歳月を経て、改訂新バージョンで登場。
「クーデターに適している国とはどんな国か」→ 国家の“弱さ”を知る
「クーデターはどうやって起こされるのか」→ 予測し、防衛する方法を知る
「こんなものを書いて読者を誤らせ危険な目に遭わせることにならないか?」という疑問に対し、ルトワックははっきりと答える。
「クーデターはすでにいたるところで起きている。この本でクーデターのやり方を学べば“クーデターの民主化”への一歩になり、すべてのリベラルな心の持ち主が賞賛するだろう」
本書の初版本をベースにして映画『パワープレイ』(1978年)が制作され、「アラビアのロレンス」でも名高いピーター・オトゥールが悪役を怪演するなど、出版当時は英語圏でもかなり話題になり、結果的に17の言語に翻訳されている。【商品解説】
目次
- 二〇一六年版へのまえがき
- 初版まえがき
- ウォルター・ラカーによる序文(一九七八年)
- 第1章 クーデターとは何か?
- クーデターの定義
- 第2章 クーデターはいつ可能か
- クーデターの前提条件
- 分派的な権益
- 地域の政治組織
- 第3章 クーデターの戦略
著者紹介
エドワード・ルトワック
- 略歴
- 〈エドワード・ルトワック〉1942年ルーマニア生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学で博士号を取得。戦略国際問題研究所(CSIS)上級アドバイザー。戦略家、歴史家、経済学者。著書に「中国4.0」など。
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クーデターはロマンであって、できるようなものではない。
2022/02/27 09:39
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
『クーデターとは、国家機関の中の、小規模でも決定的に重要な部分への浸透によって成り立っている。この部分を利用し、政府が残りのすべての部分に及ぼしている支配権を奪うものである』
この作品を読むとわかる。先進国と呼ばれる統治システムが進んだ国家では、クーデターは不可能だってこと。日本では、よく政党の中とか企業でクーデターという言葉が使われたりしますが、それはあくまでも比喩でしかない。それとて、クーデター後の体制が多くの人に受け入れられなければ、即崩壊してしまう。すべての人を思う通りに操縦することはできない。
日本国では、クーデターはロマンであって、できるようなものではない。それが結論かな。