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- 発売日:2017/10/10
- 出版社: グローバリゼーションデザイン研究所
- サイズ:四六版/200ページ
- ISBN:978-4-8020-7678-4
紙の本
【オンデマンドブック】英語語源が魔術に変わる世界では
著者 西野 竜太郎(著者)
語源による英語学習と、ファンタジーSF小説とが融合した、衝撃の語学フィクション!物語を楽しむうちに英単語が頭に残る!数千年後の未来世界。魔術「語源術」の教師エティモは、島...
【オンデマンドブック】英語語源が魔術に変わる世界では
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商品説明
語源による英語学習と、ファンタジーSF小説とが融合した、衝撃の語学フィクション!
物語を楽しむうちに英単語が頭に残る!
数千年後の未来世界。
魔術「語源術」の教師エティモは、島全体が敷地となっている学校に赴任する。ある日、術で動作する偶像が暴走し、生徒を襲うという事件に出くわす。
事件の調査を進めるうち、他界した父が研究していた禁断の術の存在を知る。やがてエティモは、王国を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれる……
* * *
語源術とは、人の思念と「語源石」の力とを組み合わせ、言葉の持つ意味を具現化させる魔術だ。
「proceed」(前進する)という語源術では、ceedという語源石を握りながらpro-を思念する。これによって重い車両や石装甲を「前進」させられる。また、batという語源石を持ちcom-を思念して「combat」術を唱えることで、棍棒を持った偶像を「格闘」させることも可能だ。
もともと語源石は、旧人類が話していた「英語」という言葉から生まれた。
数千年前、旧人類は何らかの原因で99パーセント以上が一気に死滅したという。死に直面した彼らは、自分たちの想いを、当時最も話されていた英語に乗せた。死滅後も言葉はエネルギーとして地球上を漂い続けた。しかし長い年月が経つうち、それぞれの言葉、つまり英単語は、語根、接頭辞、接尾辞に分解した。
「語根」は英単語の核となる部品、「接頭辞」は語根の前、「接尾辞」は語根の後ろに付く部品だ。接頭辞と接尾辞は蒸発して消えたが、語根だけは物質化し、地上に存在するようになった。この物質化した語根こそが語源石だ。
やがて、死滅を免れた新しい人類は、語根である「語源石」を握りながら、消えた接頭辞や接尾辞を念じて補うことで元の言葉を回復させ、その言葉の持つ意味を具現化させる「語源術」を編み出したのだった。
【本の内容】
著者紹介
西野 竜太郎(著者)
- 略歴
- 英語翻訳者/語学書著者。
著書に『アプリケーションをつくる英語』、『ソフトウェア・グローバリゼーション入門』、『ITエンジニアのための英語リーディング』などがある。
『アプリケーションをつくる英語』で第4回ブクログ大賞(電子書籍部門)を受賞。
長野県生まれ、愛知県育ち。米国留学を経て国内の大学を卒業後、2002年からフリーランスの翻訳者とソフトウェア開発者に。2016年から合同会社グローバリゼーションデザイン研究所の代表。日本翻訳連盟(JTF)理事も務める。産業技術大学院大学修了(情報システム学修士)、東京工業大学博士課程単位取得退学。趣味はアニメーション鑑賞とジャズ鑑賞。
オンデマンドブックに関するご注意
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