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文学の淵を渡る (新潮文庫)
鷗外から中上健次まで百年にわたる日本の短篇、ギリシア悲劇、ムージルら世界の近現代文学…。半世紀を超えて、小説の最前線を走り続けてきた大江健三郎と古井由吉が語る、文学の過去...
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商品説明
鷗外から中上健次まで百年にわたる日本の短篇、ギリシア悲劇、ムージルら世界の近現代文学…。半世紀を超えて、小説の最前線を走り続けてきた大江健三郎と古井由吉が語る、文学の過去・現在・未来。スリリングな対談集。〔2015年刊に「漱石100年後の小説家」を増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
聖なるものと優れた小説がともにもつ、明快にして難解な言葉の有り様を語り、 外から中上健次まで百年間の名作小説を、実作者の眼で再検証する。また、外国詩を読み、翻訳する喜びを確認し合う傍らで、自らの表現を更新するたプラスび「1」を切望する、創作時の想いを明かす。日本文学の最前線を半世紀を超えて走り続けた小説家が、それぞれの晩年性から文学の過去と未来を遠望する対談集。【商品解説】
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二人の文学に関する考え方が仄見え、大変興味深い
2022/08/29 22:10
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
大江健三郎と古井由吉の対談が6つ収められている。二人の文学に関する考え方が仄見え、大変興味深い。二人だけに分かるような理解できない個所もあったが、総じて面白く読めた。文庫版は、「漱石百年後の小説家」が加えられているのでお得だ。