紅狐の初恋草子 （新書館ディアプラス文庫）

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投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

引っ越し先にあった指輪を嵌めたら好みの見た目のイケメン妖狐が現れて、喜んで主従契約をしたが、彼にはすでに主がいた。契約を解こうとするが上手くいかず一緒に暮らすことに。
半妖姿の狐と猫の猫宮のやりとりが微笑ましくもあり、惹かれて離れ難くも別れの予感の切なさもあり、ちょっとした性癖もあり、甘々もあり、楽しめます。

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投稿者：てひう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

イラストが笠井あゆみさんなので、鳥谷ディアプラス作品にもかかわらず必要以上にビビってしまったが、ホントに初恋の純愛だった。
ちょっとありえないエロシーンがあって、「いやいや、ないでしょ」と思わずつっこみ。
でも、この初恋はよい初恋だった。ワンパターンのつまんなさは、異次元鳥谷作品には無縁かな？
笠井あゆみさんのイラスト、すてきでした。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

今まで読んだ式神の出てくる話で一番可愛い話だった。
子ねこの猫宮がとにかく無邪気で可愛いし、ツンデレ式神の妖狐はスパダリだし、ラッキースケベはあまりのあり得無さに笑う。
最後のウサギが寝過ごしたオチには不思議な国のアリスのウサギを思い浮かべてしまった。

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投稿者：うりこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

キャラが立ってる。
最初ギスギスしてた二人の距離がじわじわ縮まる描写がじわじわ来た。
ある意味予想通りだけど、丁寧でじんわりした描き方でとても良かった。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「イケメン妖狐と不運な翻訳家に空飛ぶ子猫が加わって織りなされる、極上のもふもふロマンス」あらすじより。

ネタバレがあります。

文庫書き下ろしの表題作とSSを収録、共に受け視点。SSでは獣◯があります。

意外にもスパダリだった紅色の妖狐攻め・28歳と、呪術師一族の一員なのに特別はない翻訳家の受け・32歳。

受けが偶然にも手にした呪具の指輪によって、紅色の妖狐を召喚してしまいます。勘違いしたまま主従関係（人が主で妖狐が従）結びますが、事実が判明してさぁ大変！

受けとしては好みの紅色の妖狐を従えることが出来てラッキーでしたが、妖狐にはすでに別の主がいると分かり、妖狐泥棒になったのです。それは呪術師一族の一員としては、あってはならないこと。

一方の攻めも、主に呼び出され契約したと思い喜んでいたら、実は本当の主ではないと知って大激怒。まだ見ぬ主に想いを馳せていたのに、違う人間と契約されたので、受けにクレームを入れます。

そこで受けは間違えて結んだ契約を破棄すべく、色々と試したり調べたりしますが思うようにいかず・・・。と、このあたりの二人は仲が悪くてギスギスしていますが、次第に距離が近くなって、やがて気持ちに変化が。

お互い思いあっているのに、契約を破棄していずれ別れる関係だからと我慢する姿に、読んでいて焦ったくなりました。

そしてとあるキャラの登場で事態は解決するのですが、猫宮が素直でかわいいぶん、私はこのキャラが苦手です（先生、すみません）。トラブルメーカーでも、反省するキャラが良かったなぁ。

妖狐のもふもふした尻尾のスキンシップ有り、ラッキースケベ有り、笠井先生のアクロバティックな挿絵有りと、萌えるシーンもあります。

鳥谷先生らしい、Ｈシーンの独特な擬音も多数（笑）。楽しめました。