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商品説明
灯を消せば貼りし障子の糊匂ふ 草引きしところ夕影あたらしき 春惜しむ油絵展の香のなかに 昭和53年から平成28年までの句を収めた第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
明日さらに積る予報の雪月夜
月が出ているので、もう止むだろうと思っているのに、まだ明日も雪だというのである。うんざりしている雪なのだが、雪月夜は幻想的で限りなく美しい。
(序より・三村純也)
◆自選十二句より
寒造米蒼きまで研がれたる
片寄せし二十の草履雪安居
闇汁やひと筋の風覚えつつ
母よりも五六歩先を入学子
更けてなほ砂塵の北京夏の月
新しきもの紅ひとつ初鏡
駅煖炉旧知のごとく囲みたる
金婚の急がぬ旅路麦の秋
木の間より川中島の秋の声
出支度の鏡のなかの朝桜【商品解説】
目次
- 序・三村純也
- 春着 昭和五十三年~平成三年 13
- 永き日 平成四年~同九年 37
- 御田植 平成十年~同十三年 67
- 夏館 平成十四年~同十八年 97
- 秋の声 平成十九年~同二十二年 125
- 冬支度 平成二十三年~同二十五年 159
- のつぺい汁 平成二十六年~同二十八年 193
著者紹介
野村 玲子
- 略歴
- 昭和14年3月5日 石川県白山市生れ
昭和52年 「あらうみ」入会
昭和58年 「ホトトギス」入会
平成6年 「青芦」入会
平成7年 あらうみ賞受賞
平成9年 「山茶花」入会
現在
「あらうみ」同人
「山茶花」同人
「ホトトギス」同人
日本伝統俳句協会会員
石川県俳文学協会常任理事
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