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紙の本
感染地図 歴史を変えた未知の病原体 (河出文庫)
150年前のロンドンを見えない敵が襲った。大疫病禍の感染源究明に挑む「壮大な実験」と「壮絶な闘い」。恐怖や惨劇の中で進む探偵劇から、公衆衛生の概念の転換点と、現代都市が抱...
感染地図 歴史を変えた未知の病原体 (河出文庫)
感染地図
05/02まで通常1,078円
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商品説明
150年前のロンドンを見えない敵が襲った。大疫病禍の感染源究明に挑む「壮大な実験」と「壮絶な闘い」。恐怖や惨劇の中で進む探偵劇から、公衆衛生の概念の転換点と、現代都市が抱える共通の問題を多面的に検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
S.ジョンソン
- 略歴
- 「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」「ディスカヴァー」など多数の雑誌に寄稿する人気コラムニスト。サイエンス、ポップカルチャーなど専門は多岐にわたる。『創発』『マインド・ワイド・オープン』など著書多数。
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紙の本
新型コロナウイルスの世界的流行の影響で、今注目されている本
2020/04/19 22:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yu - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナウイルスの世界的流行の影響で、今注目されている本です。
いま世界のあり方を考えるのに役立つ本ですので、ぜひ一読することを勧めます。
紙の本
細菌による感染症の“事件経緯”をサスペンス・推理小説ばりに語ってくれる
2021/03/21 16:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
圧倒的な読み応え、面白かった。
人口密度の高い庶民街で住民がバタバタと亡くなっていく。しかも発症から亡くなるまでの時間が一日もかからない程のはやさ。2人の「捜査官」が犯人を追いつめていく。科学的に。当時の人たちは「事実は小説よりも奇なり」と思っただろう。犯人は大気中にいるのか、それとも・・・。
この本を読了して勉強になった点を少し紹介すると、
1.ウイルスや細菌などは周囲の浮遊DNA破片を取り込んでミクロの世界で遺伝子コードを自由自在に交換できる。一方人間など多細胞生物は親から子への一方向にしか行えない。後者のような真核生物が適応に百万年かかるところを細菌はほんの数年でやってしまう。
2.細菌の種の内部である特性を持った「株」という集団が他の集団を次第に駆逐するという方法で種全体が次第に進化していく。細菌に知能はないが、種としての「集団知」が働いている。
3.人類は歴史の長きにわたって水源を浄化して健康を守るという解決策をとってこなかった。代わりにアルコールを飲んだ。清潔な水源が確保されていない地域では水を消毒するのに一番身近なものはアルコールだった。
など。他にも学んだ点は多々あるが、知的好奇心を大いに充足させてくれる書だった。場面展開もはやく、読みどころにあふれていた。
紙の本
19世紀ロンドンのコレラ禍を追った科学読み物
2020/05/20 22:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界的なコロナ流行のさ中時宜に適った科学ノンフィクション。著者は2016年邦訳された「世界をつくった6つの革命」を書いた人だが、前作も面白かったがこの作品も面白い。なぜ日本にはこう言う骨太で視野の広い「読ませる」サイエンスライターがいないのかと思う。19世紀なかばロンドンで流行し多数の死者をだしたコレラの流行は下町の貧民街に偏っていた。その源を共同井戸に混入するコレラ患者の排液であることを突き止めた医者と牧師の物語。まだコレラ菌は発見されておらず、顕微鏡も治療法も不十分だった時代。日本で言えばペリー来航頃。その頃既に英国では科学的思考と学術論文を発表し合う言論出版の自由があった。これから10ー15年後日本でもコレラが流行して大混乱になるが。日本の蘭学者達が如何にこれに対処したか調べて面白い本を書く日本のサイエンスライターはいないものか?
紙の本
150年前にロンドンを襲った未知の感染症との戦いを描いた医学・歴史ノンフィクションです!
2020/05/12 10:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、150年前にロンドンを襲った大疫病について書かれた医学・歴史ノンフィクションです。内容は、正体不明の感染症がロンドンを襲い、次々と住民たちが感染し死んでいきます。そして、感染経路と感染源を突き止める壮絶な闘いが始まります。どこから、どのように感染しているのか?原因も療法もわからない不安と惨劇のなかで、息詰まる推理が重ねられていきます。科学と未知のコレラをめぐるスリルあふれる歴史読み物となっています。新型コロナ・ウィルスが世界中に蔓延している現在の状況と非常によく似た話に驚かされます。
紙の本
読み応えあり
2020/04/03 19:20
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナ・ウイルスの話題ばかりで、大変な状況です。
大好きな志村けんさんをも奪ったウイルスです。
約200年前の科学知識も十分ではなかった頃の話です。
研究者の皆様、一刻も早く効くお薬の開発をお願いいたします。
紙の本
面白い
2021/09/26 17:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳が読みやすい。始まりから実際にコレラの原因にたどり着くまで綿密に書かれているのが、それだけで面白い。また、当時の常識に縛られずに実際の観察に基づいてつきつめていく姿勢にも驚いた。