紙の本
面白い展開
2018/05/06 00:36
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投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
果たしてこちらはどうなるのか?と思うが、こちらも読み進めやすく、面白い内容となっている。
全て合わせても飽きることなく読める作品。
紙の本
刺激的てんこ盛り
2022/08/05 07:45
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
読者を煽るように、これでもかこれでもかと展開を変えて、刺激的な物語になっている。
読者は引き込まれて一気に読むのだろう。
しかし、登場人物達の動機、どうしてそんな事をやってしまう?どうしてそうなるの?
あまりに乱暴な展開、発想に読む手が止まってしまう。
才能豊かな作者は様々な分野で活躍している。
小説でも才能を発揮して欲しい。
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32歳になった光太を描く第2部は、第1部とはだいぶイメージが変わって、ミステリーの要素も含まれてくる。
無事にゲーム制作会社に就職した光太は、順調に出世の道を進んでおり、大きなプロジェクトを手がけるようになっていた。
そんな中発生した新宿連続女子高生失踪事件と、光太も手がけたゲームによる子供の健康被害。
そして、チュベローズのオーナーが亡くったことで、再会したホスト時代の仲間。その中には22歳の時に自殺してしまった美津子の甥っ子がおり、美津子の自殺の真相も追うことになる、
後半はいろんなことを詰め過ぎた感じは否めないが、10年前の何気ない出来事がいろいろ繋がっていて、ラストは納得。
タレントの小説家は多いけど、エンタメ小説からミステリー小説まで書ける加藤シゲアキをもう少し評価して上げて欲しい。
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SFっぽく飛ぶと聞いていたから身構えていたけど、すんなり読めた。予想ができる展開ではあるもののそれだけじゃない面白さと複雑さが混ざり合った文章。人と人がわかりあうことが難しい切なさがよく描かれていた。
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10年後のお話。既にオートマティックタクシーとか、スターウォーズみたいにその場にいない人が3Dで浮かび上がる電話とか設定が近未来でおもしろかった。
ただ、オチが読めちゃって途中からはそんなに盛り上がらずだったかな?上巻で期待しすぎちゃったのかも。
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「チュベローズで待ってる AGE22」続編。
2025年、元ホストの光太はゲーム会社に就職し気鋭のクリエイターとして活躍中。
光太が携わったゲームへの抗議、女子高生連続失踪事件など、事件が次々起こり相応に解決していく。
ミステリーのようなそうでないような。
色々詰め込みすぎで、焦点がぼけた感じ。
登場人物たちの気持ちがよくわからないところもあった。
(図書館)
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こちらを読まないとわからない部分が多すぎる。
AGE22と続けて速急で読むべき。
汚い描写があるため、苦手な人もいるかもしれないがぜひ読んで欲しい作品。
読んだあとしばらく落ち着かなかった。
しかし、本を実際に見てもらえば分かるが、だいぶ分厚いので読むのに時間はかかるかもしれない。
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AGE22、AGE32 の2部作目。
ホスト時代を経て、ゲーム会社に就職した光太のその後を描いてるAGE32。
様々なトラブル、事件、ホスト時代の仲間とも複雑に絡み合う人間模様。
ゲーム開発を手掛ける業界の内部事情部分も多いため、興味ない人には少し退屈な部分もあるかと思いますが、次々に謎が解けて行く面白さがあります。
練りこまれたストーリーの衝撃的な結末。
フラグはあるものの、わかりやすい言葉で、とても読みやすいと感じました。
シゲさんの小説家としての一面が、また広がった作品だと思います。
今後も期待してます。
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AGE22は就活、就職浪人、バイト、
22歳の青年がなぜホストになったか
というところから始まる。
光太の人生の始まりは前途多難だった。
就職の内定をとって前半終了。
なるほど、よく練られてるなと思う。
面白いんだよなぁ、読ませるなぁと思う。
そして10年後のAGE32。
話は社会人になって10年後の光太が描かれているが
あの強烈は1年、22歳の頃のことを
引きずりながら生きている。
物語の中に、運転手のいないタクシー「DT」が出てきたりする。
リアルだなぁ、だってもうすぐできるんでしょ、そういうのが。
そういうちょっと先の日本を描いているけれど
結局、人が人に対して思うことや
愛を示すという点は、変わらない、そういうものなのだな。
後半の押し寄せる山場はちょっと雑かなと思ったけれど、
スピード感があって面白かった。
最後の疑似二重人格みたいなのが、怖かった。
光太は光太の家族を大切にしてほしいと思う。
)
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この巻になってミステリーだとわかった.ゲーム会社での活躍以上に美津子の自殺の真相解明に重点が移り,どんどん隠されていたことがわかってくる.その間に女子高生失踪事件なども登場して,盛り沢山だった.光太も前巻よりはぐっと成長して魅力もまし,ホスト時代の人脈もゲーム会社のアクシデントへの対応に生かされて,人生経験何事も無駄にはならないんだと思った.最後の美津子からのメールが哀しいけれど美しいと感じました.
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age22とは打って変わって近未来のミステリー.非常に濃密でドロドロしたミステリー.伏線も多い.加藤シゲアキの才能に脱帽.
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表題のとおりAGE22から10年後の世界を描く。前作が純文学的な要素が強かった分、本作はエンターテイメント系に振った作品。AGE22の続編的な部分と上下巻の下巻的な部分と二つの要素を持っている。登場人物が「それは無いだろ」的に出てくるところもあるが、全体としては非常に面白かった。
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読むのに時間かかったせいもあるだろうけど、全体としての感想が抱きにくい……部分的にはすごく興奮するところもあったけど。
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上下ともあっという間に読んでしまいました。非常にエンターテイメント性があって、しかもage22と32では違うタイプのように書かれています。22は導入部分のようにも思えるし、またこれだけ読んで完結とも思えそう。32は謎を追って最後まで一気に読ませます。作者の非凡性を感じました。若々しくて勢いがあって楽しかったです。
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第一部から十年後の物語。ゲームクリエイターとして成功した光太。しかしいまだに美津子の影に縛られ続ける中、ある人物と再会し、美津子の自殺の原因を探ることに。一方で開発したゲームによる健康被害の調査や女子高生連続失踪事件等々、次々に降りかかる難題。目まぐるしい展開に目が離せません。
第一部ではミステリらしさをあまり感じなかったのだけれど、なるほどさまざまな伏線があったのだなあ、と実感。八千草の秘密にはひたすら驚愕でした。たしかにあれは気になっていたのだけれど……まさかそういうものだったとは。
そして明らかになる美津子の自殺の真相。若干理解できないと思う面はあるものの、なんとも切なくって。タイトルも切ないなあ。