髪がつなぐ物語 （文研じゅべにーる ノンフィクション）

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プロローグ
１　切った髪の毛はゴミ？
２　ゼロからの出発
３　ウィッグはだれのために必要なの？
４　北海道帯広三条高校「髪の絆」
５　思いがけない支援の輪
６　はげまし、はげまされ
７　だれもがだれかのサンタになれる
８　うれしい悲鳴
９　ウィッグのいらない世界へ
エピローグ
ヘアードネーション資料

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長くのばした自分の髪を寄付する「ヘアドネーション」。寄付された髪の毛は、病気や治療で髪を失ってしまった子どもたちの「医療用ウィッグ」として使われます。
日本でこの活動を支えるＮＰＯ「ＪＨＤ＆Ｃ」、寄付する子どもたち、ウィッグを受け取った子どもたち、それぞれの思いに触れることができるドキュメントです。

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従姉妹と職場の人が2人もヘアドネーションをされたので、興味を持ちました。
私自身は髪の毛がそんなに豊かではないので、参加しづらいのですが、悩んでいる方に自分の髪を伸ばすことでできるボランティアって素敵だなと思いました。小学生も取り込んでいると言う話をニュースで知り、手に取りました。髪を寄付する人、ウィッグを求める人、髪をカットする美容師などいろんな人の手によって、活動の背景を知ることができました。

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ヘアドネーションの本。
一昨年の夏休み、私はこの本を読んで、ヘアドネーションをした。あんなに長かった髪が一瞬でボブになり、悲しいと言うより、重みがなくなってドライヤーがすごく楽になった笑
また伸ばしているけど、ドライヤーで乾かすのが30分くらいかかるようになったら、またヘアドネーションしようかな。

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東日本大震災のあと、ヘアドネーションをしたいという人が増えた、というところが印象に残りました。困っている人の力になりたい、という気持ちを、大人はもちろん小さな子どもたちも持っていることに感動しました。

ヘアドネーションのことはもちろん、関わる人たちのことや心情がよく分かりました。
読みやすくて、3年生くらいから読めるノンフィクションです。
子どもたちに読んでほしい、ぐっとくる作品です。