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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/02/01
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/270p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-220950-2
読割 50
紙の本
「米軍が恐れた不屈の男」瀬長亀次郎の生涯
著者 佐古 忠彦 (著)
長年沖縄の取材を続けてきた、ドキュメンタリー映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」の監督が、戦後沖縄を占領した米軍の圧政に立ち向かい、祖国復帰へ向けて民衆をリー...
「米軍が恐れた不屈の男」瀬長亀次郎の生涯
「米軍が恐れた不屈の男」瀬長亀次郎の生涯
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商品説明
長年沖縄の取材を続けてきた、ドキュメンタリー映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」の監督が、戦後沖縄を占領した米軍の圧政に立ち向かい、祖国復帰へ向けて民衆をリードした瀬長亀次郎の生涯と思想を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
終戦直後、占領下の沖縄で、初めて堂々と米軍にモノを言った伝説の男・瀬長亀次郎。「地球の裏側から来たアメリカは、ぬするれいびんど……泥棒だ!」演説会には10万人を超える人々が集まり、熱狂する。ついに米軍は微罪で亀次郎を逮捕、宮古島の監獄に送るが、奇跡的に生還、那覇市長に当選。市長の任期はわずか1年で終わったが、70年には衆議院議員に当選。佐藤栄作首相とド迫力の論戦を繰り広げた。
2017年夏に公開された映画「米軍が最も恐れた男~その名は、カメジロー」は各地で満員御礼が続出する大反響を巻き起こした。
瀬長亀次郎は、終戦直後、米占領下の沖縄で、「沖縄人民党」を率い、初めて堂々とアメリカにモノを言ったとしていまも英雄視される伝説の男だ。
全国で唯一、凄惨な地上戦を経て占領され、米軍支配下で息を呑むようにして生活していた沖縄の人々は、亀次郎の演説に快哉を叫んだ。
「一握りの砂も。一滴の水も。ぜーんぶ、私たちのものだ。地球の裏側から来たアメリカは、ぬするれいびんど……泥棒だ!」
演説会には10万人を超える人々が集まり、米軍の度重なる妨害にもかかわらず亀次郎の言葉に熱狂する。
ついに米軍は微罪で亀次郎を逮捕、宮古島の監獄に送るが、奇跡的に生還を果たし、市民の後押しを得て那覇市長に当選した。
妨害の連続で市長の任期はわずか1年で終わったが、70年には衆議院議員に当選。佐藤栄作首相に対し、「沖縄は再び戦場となることを拒否する!」とド迫力の論戦を繰り広げた。
「伝説の男」の骨太な生涯を描いた感涙の映画が、ついに書籍化。【商品解説】
目次
- プロローグ 瀬長亀次郎とは何者だったのか
- 第1章 沖縄を魅了した演説
- 米軍はマングースだ/沖縄は鼠、軍政府は猫
- 第2章 米軍vs.カメジロー
- 本土から分断された島/起立せず/“解放者”の本性
- 第3章 獄中日記
- 逮捕、収監/狙われた「闘争のシンボル」/宮古の獄へ/銃剣とブルドーザーに奪われた土地/囚人番号700番/「セナガ・ファイル」
- 第4章 「抵抗者」の軌跡
- むしろのあやのように/この目でみた沖縄攻防戦/沖縄は捨て石だったのか
- 第5章 那覇市長・カメジローの奮闘
著者紹介
佐古 忠彦
- 略歴
- 〈佐古忠彦〉神奈川県出身。青山学院大学文学部卒業。TBS入社。「報道の魂」(現「JNNドキュメンタリーザ・フォーカス)」プロデューサー。
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