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商品説明
明治の文芸評論家・思想家、田岡嶺雲の著作を集成。第6巻は、1897年8月から刊行が始まった叢書「支那文學大綱」のために書かれた5つの評論と、1911年5月以降の評論・感想を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
日清戦争の余燼冷めやらぬ1897年、維新以降の近代教育を受けた新進気鋭の中国文学研究者らが、世界文学としての中国古典の再生を志して発刊した叢書『支那文學大綱』(15巻刊行、未完)。東洋文化への敬意に基づくこの叢書のために嶺雲が執筆した五つの評伝、「莊子」「屈原」「蘇東坡」「高靑邱」「王漁洋」を、詳細な編註・解題とともに収める。前巻に続く「評論及び感想五」も収録。【商品解説】
目次
- 【評 傳】
- 莊 子
- 蘇東坡
- 屈 原
- 高靑邱
収録作品一覧
莊子 | 3−55 | |
---|---|---|
蘇東坡 | 57−225 | |
屈原 | 227−366 |
著者紹介
田岡 嶺雲
- 略歴
- 1871年、土佐国高知(現・高知県高知市)に生まれる。本名は田岡佐代治。自由民権運動の興隆を受け、1880年代には高知市内の民権結社にも加入していた。1890年、上京し水産伝習所(現在の東京海洋大学水産学部)に入学、後に東京帝国大学文科大学漢文学科選科(現在の東京大学文学部)に転学卒業。大学在学中に評論活動を始め、樋口一葉や泉鏡花の作品を高く評価した。その後、一時期には岡山県津山で学校教師も勤めたが、再び上京してからは新聞各紙の記者、ジャーナリスト兼評論家として、『平民新聞』や『帝国文学』、『太陽』などで執筆を続けた。ときには中国本土にわたり、北清事変の際には現地からルポを送信した。日露戦争後の1905年に刊行した『壺中観』、続刊の『霹靂鞭』が相次いで発禁処分を受け、その頃から権力に反抗する立場から、非戦論・資本主義批判の論調での執筆活動が多くなっていった。1909年には、自由民権運動のなかで起きた秩父事件などの武装決起事件の関係者からの聞き書きを元に『明治叛臣伝』を著した。1910年、大逆事件の容疑で幸徳秋水が湯河原で捕縛されたとき、その場面を目撃した。このころから脊髄を病み、歩行…
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