- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/01/10
- 出版社: 東京堂出版
- サイズ:20cm/318p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-490-20978-5
紙の本
核戦争の瀬戸際で
核戦争の危機は、冷戦終結とともに消滅したわけではない。60年代のキューバ危機、90年代の北朝鮮危機に深く関与した元アメリカ国防長官が、安穏と暮らす我々へ警鐘を鳴らす。【「...
核戦争の瀬戸際で
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商品説明
核戦争の危機は、冷戦終結とともに消滅したわけではない。60年代のキューバ危機、90年代の北朝鮮危機に深く関与した元アメリカ国防長官が、安穏と暮らす我々へ警鐘を鳴らす。【「TRC MARC」の商品解説】
現在、北朝鮮の核問題に世界中が注目しているが、北朝鮮と米国を巡る危機は、すでに1994年に起こっていた。当時のクリントン政権で国防長官を務めたペリー氏が、核戦争の瀬戸際で生きてきた自らの人生を振り返った自伝、 『My Journey at the Nuclear Brink 』 待望の翻訳。【商品解説】
目次
- 序 章 もしワシントンで核兵器テロが起こったら?
- 第1章 キューバ危機、核の悪夢
- 第2章 天空の火
- 第3章 ソビエト核ミサイルの脅威
- 第4章 シリコンバレーの原風景
- 第5章 国防次官への就任要請
- 第6章 「相殺戦略」の実施とステルス技術の登場
- 第7章 アメリカの核戦力強化
- 第8章 核警報、軍縮、そして失われた核不拡散の機会
- 第9章 外交官としての国防次官
著者紹介
ウィリアム・J.ペリー
- 略歴
- 〈ウィリアム・J.ペリー〉1927年生まれ。ペンシルベニア州立大学博士課程修了(数学Ph.D)。94年に国防長官就任。退任後も「核なき世界」を実現するために活動を続ける。ペリー提督は5世代前の伯父にあたる。
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紙の本
ペリー氏の遺言
2022/02/17 20:15
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカ元国防長官ウイリアム・ペリー氏による回顧録。タイトルのように、戦争体験から、キューバ危機、そして現在の米ロ対立まで、人類の「瀬戸際」に立ち会ってきた人間として、いかに核の危険性を根絶するか、冷徹に分析しつつ、熱い思いを述べている。
アメリカの視点から書かれており、全てに賛同はできないが、今日のウクライナ情勢などを見るにつけ、こうした発言力のある知識人が必要だと考えさせられた。
訳者のあとがきも素晴らしい。