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商品説明
徳富蘇峰に「西行に匹敵する俳人」と評された加賀の千代尼。信心に生きた念仏者ならではの深く、やさしい、「あるがまま」の世界を、様々な角度から紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
石川県の松任(白山市)が輩出した、日本を代表する女流俳人・加賀の千代女。「朝顔やつるべとられてもらい水」「蜻蛉つり今日はどこに行ったやら」「月も見て 我はこの世を かしく哉」などの句が著名。小林一茶は千代尼の句に憧れ、新渡戸稲造は、日本人の手本として海外に紹介し、徳富蘇峰は「雲花月風皆入句 是君女性西行師」と、西行に匹敵する俳人として高く評価した。本書では、これまであまり注目されてこなかった、篤信の念仏者・妙好人としての千代尼の生き方に注目。土徳の風土がはぐくんだ、深くあたたかい「ありのまま」の信心の句の世界を紹介する。
【目次】
はじめに
Ⅰ 妙好人
一 妙好人
二 千代尼句集
Ⅱ 蜻蛉釣り
一 今日はどこまで 行ったやら
二 童謡「赤とんぼ」
三 子に育てられ――破る子のなくて障子の寒さかな
四 求道の歌――和泉式部
Ⅲ 聞法の日々
一 千代尼の生涯
二 「朝顔に・・・・・・」「朝顔や・・・・・・」
三 三十五歳の旅立ち、聞法の場
四 親鸞の伝承歌
五 弥陀ぞ恋しき――蓮如
Ⅳ 尼素園・千代尼として
一 尼素園・千代尼の誕生
二 親鸞聖人五百回忌
三 別院の御遠忌参拝
四 吉崎詣
Ⅴ 「安心」に生きる
一 こころ、平等
二 安心、決定心、報謝、領解・改悔
三 伝説の千代
Ⅵ われはこの世をかしくかな
一 「紙衣」暮らし
二 蝶――ゆめのなごり
三 辞世 月も見て・・・・・・
四 千代尼の句――春・夏・秋・冬
あとがき【商品解説】
目次
- はじめに
- Ⅰ 妙好人
- 一 妙好人
- 二 千代尼句集
- Ⅱ 蜻蛉釣り
- 一 今日はどこまで 行ったやら
- 二 童謡「赤とんぼ」
- 三 子に育てられ―障子の寒さかな―
著者紹介
西山 郷史
- 略歴
- 1947年 石川県珠洲市飯田町生。1972年 大谷大学大学院修士課程(仏教文化)修了。1972年~1991年 石川県立高等学校教員。1991年~ 真宗大谷派西勝寺住職。1996年~2004年 珠洲市立珠洲焼資料館館長。1999年~2002年 真宗大谷派能登教区副議長。2002年~2005年 同議長 現在 真宗大谷派西勝寺住職、珠洲市仏教会会長、(財)石川県埋蔵文化財センター評議員、真宗大谷派西勝寺住職、元珠洲市立珠洲焼資料館館長。主な著書に、『蓮如と真宗行事』(木耳社)、のち『蓮如と真宗行事ー能登の宗教民俗』、『蓮如上人と伝承』(真宗大谷派金沢別院)、『能登国三十三観音のたび』(北國新聞社)、『伝説とロマンの里』(北國新聞社)、『珠洲散策のーと』(珠洲市観光ボランティアガイド)
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