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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/02/07
- 出版社: 集英社インターナショナル
- サイズ:18cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7976-8020-1
紙の本
カストロとゲバラ (インターナショナル新書)
著者 広瀬隆 (著)
青年弁護士だったカストロが、盟友の医師チェ・ゲバラとキューバ革命を成就させてから約60年。彼らはなぜアメリカに屈することなく、理想国家をつくり上げることができたのか。現在...
カストロとゲバラ (インターナショナル新書)
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商品説明
青年弁護士だったカストロが、盟友の医師チェ・ゲバラとキューバ革命を成就させてから約60年。彼らはなぜアメリカに屈することなく、理想国家をつくり上げることができたのか。現在までのキューバ史を壮大なスケールで綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
キューバ革命が成就してから約60年を経た今、世界はこの偉業に再び驚きのまなざしを投げかけている。カストロとゲバラという類い希なる革命家の生涯を通し、キューバ史を壮大なスケールで綴る。
【商品解説】
青年弁護士だったカストロが、盟友の医師チェ・ゲバラらと共にキューバ革命を成功に導いてから約60年。
その間キューバは、アメリカ政府の経済封鎖やカストロ暗殺計画に屈することなく、国民が平等で、教育費・医療費が無料の理想国家を築き上げてきた。
キューバ危機という、核戦争の恐怖をも乗り越えた二人の革命家から、我々はいま何を学ぶことができるのか?
現在までのキューバ史を壮大なスケールで描く。
目次より
第一章 キューバ革命前史
第二章 革命の真実
第三章 社会改革と忍び寄るアメリカの脅威
第四章 キューバ危機が残したもの
第五章 生きているカストロとゲバラ
【本の内容】
キューバ革命が成就してから約60年を経た今、世界はこの偉業に再び驚きのまなざしを投げかけている。カストロとゲバラという類い希なる革命家の生涯を通し、キューバ史を壮大なスケールで綴る。【本の内容】
著者紹介
広瀬隆
- 略歴
- 〈広瀬隆〉1943年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒業。作家。世界史、日本史、原発問題など幅広い分野で執筆。著書に「アメリカの経済支配者たち」「資本主義崩壊の首謀者たち」など。
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紙の本
この本は、キューバの歴史についての本である
2018/11/15 20:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルは「カストロとゲバラ」だが、内容はかなりカストロ寄りの記述が多い。チェ・ゲバラの事を知りたいなら他の本を探した方がいいかもしれない。この本は、キューバの歴史についての本である。教えられるところが大いにあった。大変勉強になった。やや作者の思い入れが強すぎると感じるところも散見されるが、それを差し引いても優れた本であることに間違いはない。
紙の本
キューバ革命はまだ途上。カストロ・ゲバラの意思は引き継がれるべきだろう
2018/02/15 06:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
キューバ革命はたった16人がキューバ・シエラマエストロ山中に籠もり始まる。革命は、アメリカという大国を相手にしたものであったが、勝利する。革命を指導したのはフィデル・カストロ、そしてチェ・ゲバラだ。キューバ革命については、これまで多くの書籍が出版されている。本書はタイトルが「カストロとゲバラ」となっているので、「二人の人物に焦点が合ったものか」「二人の確執・友情について、人となりに焦点が合ったものなのか」こうした視点で新たな情報がなにか発見されるのかとの期待で読み始めた。ゲバラは膨大な日記を残し、すべてが公開されているわけではないからだ。しかし、期待は裏切られる。キューバ革命の全容が、これまで出版された書籍をまとめた内容で紹介されている。
しかし、キューバ革命は、何度なぞっても感動的だ。この本で初めてキューバ革命を知る人もいるだろう。革命の概要を知るには良書。
この本で秀逸な部分は、キューバ革命が世界情勢の中でどのような役割を果たしたのかを記述しているところにある。ゲバラの死は、世界中でキューバ革命のような民族主義に基づく革命を希求する中での挫折であった。しかしフィデルも同様の思いで国内を統治しながら民族主義のたたかいを支援し続けていたことが記されている。アルジェリアの独立、エジプト、ベトナムの戦いへの連帯、第3世界でのキューバの人道支援などキューバ革命は世界に大きな遺産を残した。
キューバ革命はまだ途上だ。フィデルとゲバラは鬼籍に入った。しかし、彼らの意思は引き継がれるべきだろう。