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商品説明
幕末から明治初期にかけて創作された古典落語は、当時の歴史風土や人々の生活習慣が色濃く反映されている。上方落語のネタからリアルな大阪の歴史を紐解く。著者・高島幸次×桂春之輔×名越康文の鼎談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
高島 幸次
- 略歴
- 〈高島幸次〉1949年大阪市生まれ。大阪大学招聘教授。専門は日本近世史。著書に「奇想天外だから史実」など。
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紙の本
一味違う落語本
2018/05/31 14:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
落語に詳しくなくても一般書としても面白い。古典、大衆芸能に少しでも興味がある人には、こんなにオモロく読める入門書は他にないはず。<初天神>で「お父ったん、イカ買うて」と縁日でねだるシーン。これは凧揚げのタコのこと。わからなくても楽しめるけれど、知っていたらもっと楽しめる。幕末・明治期に多く生まれた古典落語に出てくる場面から、当時の大阪の人々の生活や考え方を解説。日本史研究者だけに引き出しの数が半端なく、へー、ほーの連続。