紙の本
今の時代の流れを反映した読み応えのあるテーマ
2018/07/17 16:00
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投稿者:Hdylw? - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗教と科学の対立、そして人工知能と人間の未来…
今の時代の流れを反映した読み応えのあるテーマと
スペインを舞台に繰り広げられるミステリとスリリングな逃走劇。
本当にすごい作家さんです!!
ただもう少し展開が早くても良かったかなぁと思うところも。
「一気読み」とはいきませんでしたが、最後まで楽しめた作品でした
紙の本
科学の暴走
2023/08/27 01:42
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全ての謎が明かされたが、黒幕の正体は少し意外だった。
思い返せば”彼”はずっと協力的だったけど、確かに事件の黒幕については何も触れてなかったなと思う。
今作を読んで万能な機械にも欠陥があって、倫理観というものが欠落しているのかなと感じた。
これも一種の機械の暴走というべきなのか?
次回作が待ち遠しい!
紙の本
「われわれはどこへ行くのか」
2018/09/18 22:39
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は、スペイン各地を巡り展開。ビルバオ-グッゲンハイム美術館、カサ-ミラ、そしてもちろんサグラダ-ファミリア(上巻の表紙のとおり)も登場。絵になる感じ、あるいは既に映画化を前提としているのでしょうか。
さて、ラングドン-シリーズ第五弾の下巻。美女と一緒の冒険&謎解きというパターンが決まりになってますね。
本の後半で、いよいよ“エドモンドのプレゼンテーション”が発表されます。その内容は、読んでみてのお楽しみにしておいた方が良いでしょう。しかし、この部分もTEDのプレゼンテーションを連想してしまいました。映像のシナリオのよう。
ラングドン-シリーズのこれまでの作品の中では一番読みやすかったし、映画化に馴染むと思いました。むしろ、映像で見てみたい!
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ラングドン・シリーズ最新作。今回のテーマは人類の「起源」と「運命」のふたつ。そして作中の謎は、カーシュの「発見の中身」と「黒幕の正体」という二点。例によって、ラングドンが追っ手から逃れながら真相を解明しようとする展開の繰り返し。
著名な画家、建築家、詩人を謎解きに絡ませ、スペインの有名な建造物の描写がそれに加わるというドラマティックなストーリーは、映像化を意識したとしか思えない。まさに「ザ・エンタメ!!」(笑
科学VS宗教の構図をことさら強調する展開は、下巻になるとさすがにげんなり。それぞれの側の主張がデフォルメされ、微かなバカミスの香りと共に訪れるクライマックスの拍子抜けたるや完全に腰砕け。カーシュが成しえたのは「映像化」──これがミソ。ノストラダムス同様、一見それらしく聞こえるが、たらればを要する説の信憑性は結局グレーのまま。黒幕の正体も消去法でいけば予測可能。もっとブラックなオチでも良かったかも。いよいよ科学に手を拡げてきたかーという感じでネタ切れ感は否めない。スペインいいよね、行ってみたーい。
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人類最大の謎が結構拍子抜け。
AIウィンストンはPERSON of INTERESTのマシン的な感じで、この手のものはどうしてもこういう感じに行きつくのかな。
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結論から言えば、予想通りの結末で特に驚かなかったけれど、本筋とは関係のないあるエピソードに胸打たれ、思いがけず目頭が熱くなった。ダン・ブラウンの目配り気配りのなせる業か。
映画化されるのは間違いないと思うので、トム・ハンクスの相手役の女優が誰になるのか、今から楽しみです(私の予想では、キーラ・ナイトレイ)。
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王宮近衛兵に助けられ、ガウディのサクラダ・ファミリア内で暗殺犯に追いつかれたりするものの、すったもんだの末、人工知能ウィンストンの鎮座する教会に辿り着き、ラングドンと美術館館長のアンブラがカーシュの発表の公表に成功。全ては収束に向かうなか、ラングドンは今回の騒動の驚くべき真相に迫る!ということなんですが、カーシュの発見した人類の起源(人類はどこから来たか)を明らかにしたという発表内容もそんなに驚くべきことでもないし、人類の未来についての予言(人類はどこにいくのか)も大したことなくてガッカリ。ある程度の教養ある大人ならちょっとツッコミどころが多すぎる気がする。また、宗教界の大物がそんなに怖れるような内容でもないので物語の前提が崩れる気がしてならない。そして最後の大どんでん返しも・・・読んでいて途中で予想できてしまった。ネタバレになってしまうかもしれませんが、「2001年宇宙の旅」へのオマージュにしか見えてこない。残念でした。
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ビルバオのグッゲンハイム美術館から始まるスペイン旅行だと思って読んだ方が楽しいかと思います。テーマである宗教の未来と人工知能や進化論との対抗はあまり深いものとは思えませんでした。
むしろ、ビルバオを出たと思ったら、スペインの信じがたいほど大きな王宮エル・エスコリアル(行ったことありませんが)やその北にあるスペインの黒歴史の最たるものと言っていい戦没者の谷が出てきて、一方で主人公のラングドンはバルセロナ巡り。ガウディの建築、カサ・ミラやサグラダ・ファミリア、やがてバルセロナ・スーパーコンピュータィング・センター(実在しているのはグーグルマップでわかります)へ。
さっさと映画化してもらえるとスペイン観光が出来そうな感じ。普通には入れそうもないところも見せてもらえそう...そんなことばかり考えてしまいます。
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やってきました。下巻。
バルセロナのカサ・ミラに住んでいたエドモントの部屋に入り込み、パスワードを探します。
ほんとにラングトン教授は専門外のものであっても造詣が深くていらっしゃる。
そしていつものごとく世界遺産級の建築物の内部で大暴れ。
今回はサグラダ・ファミリア。ええんかいな。
サグラダ・ファミリアの写真も親切に掲載されてはいますが、スマホ片手に気になる場所の描写はすべて検索。「おぉーーー、なるほどなー」となります。オススメ。
ガウディいいですよね。光の中で暗闇の中で堪能したいものです。
なんだかんだで、大団円。(予定調和)
テクノロジーと人間のかかわりって。
AIは人間だと時間がかかることを秒でやってのける。
といってもあくまでも設計するのは人間だから、限界はきっとある。
プログラムさえ組んでおけば期待通りの動きをするのか。
プログラム通りの動きはするから答えは○。
ただし、それが設計者の期待通りかどうかは・・・・????
これこそ”ネ申のみぞ知る”と言ったところでしょうか。
後半はおもしろくもあったけど、いろんなことを考える余地を与えてくれるつくりになっています。それが楽しかったです。
大団円でオシマイーじゃないところがいつもと違ったかも。
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悪の正体がわからないまま、発表される驚くべき人間の問題が何なのか焦らされ続けて…
いつもながら、いつも以上!に衝撃的な結末。
「まさか!」でした。
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シンギュラリティ到来。ただ、AIとの会話がアイアンマンとかぶってしまう。
思っていた通りの展開ですが、スケールも大きく映画向きですね。
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やっと図書館から下巻が届き、一気に読んでしまいました。
カーシュのプレゼンでの未来像は、昨今色んなところで言われていることなので、ありえる事だと思いました。
AIの進歩による希望と危惧・・。
ウィンストンは、“ユーモア”よりも先に学習すべき事があったようですね。
終盤の真相解明部分や、伏線の回収がちょっと雑な感じがしないでもないですが、やっぱり ダン・ブラウンってすごいなぁと思わせる一冊で、充分楽しませていただきました。
もし映画化されたら、是非観に行きたいです。
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謎解きが終わってカーシュのプレゼンが公開される。そして最後にカーシュ暗殺の黒幕がウィンストンであることやバルデスピーノとスペイン国王の関係なども明かされる。
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これまでのラングドンシリーズの中では、このオリジンはエピソードや地理、登場人物などがコンパクトにまとまっていて、読み進めるのがラクだった。
上巻で壮大にネタ振りした割には、下巻が、、という印象だけど、決してつまらないとかじゃない。実は今回は上巻のかなり早い段階で、黒幕がわかってしまったので、その前提で読み進めたのだけど、たぶん作者もそれを意図しているフシがあったように思える。つまりは、今回は黒幕が誰かってことより、エドモンド・カーシュの発見が何なのかがすべてだったように思う。
で、その発見がネタ振りの壮大さに比べて、、って印象だったというわけだ。でも、話の展開は、最近の2冊の強引さに比べて、とてもよくできていたと思うから、読んで損なしです。
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シリーズ第5弾。
宗教象徴学者・ラングドンがかつての教え子である未来学者・カーシュが人類の最大の謎に迫る発表を行うと言うことで、スペインを訪れる。
しかし、発表の最中にカーシュが殺害されてしまう。
果たして、カーシュが全世界に発信したかったことは何だったのか?カーシュの意思を受け、AIのウィンストンの力を借りながら、謎に迫って行く。
宗教とAI。一見相反するものを繋いだ今作は今までの宗教間の争いよりは、ストーリー的には読みやすい。
しかし、今作では今までに多く使われていたミスリードも少なく、カーシュが導いていた結論も結構前に分かってしまった。
難解な用語も少ないけど、今までの作品に比べると、あまり読み応えがないのが、イマイチ…ネタ切れなのかぁ…