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紙の本
行政学講義 日本官僚制を解剖する (ちくま新書)
著者 金井利之 (著)
支配・外界・身内・権力の4つの切り口で行政の作動様式を活写。その実相を解明したうえで、現在の官僚制とのつきあい方の心得を提示する。支配と権力にさらされる被治者のための「行...
行政学講義 日本官僚制を解剖する (ちくま新書)
行政学講義 ──日本官僚制を解剖する
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商品説明
支配・外界・身内・権力の4つの切り口で行政の作動様式を活写。その実相を解明したうえで、現在の官僚制とのつきあい方の心得を提示する。支配と権力にさらされる被治者のための「行政学の基本書」。【「TRC MARC」の商品解説】
我々はなぜ官僚支配から抜け出せないのか。支配・外圧・身内・権力の四つの論理で行政の作動様式を解明する、従来にない行政学入門。【本の内容】
著者紹介
金井利之
- 略歴
- 〈金井利之〉1967年生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院法学政治学研究科教授。専門は自治体行政学。著書に「自治制度」「財政調整の一般理論」など。
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紙の本
混迷極まる現在の政治状況において我々の理解の一助となる(かもしれない)
2018/05/31 17:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
約380頁にわたって、官僚制についての濃密な記述。遊びはない。本格的。自由と平和的共存を求める「個人」を起点に、自治から行政を論じるその矢印の向きが、現状打破の希望になる。壮大にして緻密な金井行政学の体系が示される序章を読んで「ちょっと難しいかな」と思ったが、本論に入ると話が具体的で、痛快で面白く、グイグイ読めてしまう。「米国と行政」の節がすごい。ポツダム宣言受諾は「米日併合」、GHQは「日本総督府」、サンフランシスコ条約も米日関係は「本国」と「自治領土」のまま、他の国々と日本との関係とは違う「一国二制度」…20ページで既存の日米関係論を吹き飛ばす勢い。被治者(民主制、自治制においては統治者でもある)必携。
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基本書
2018/10/25 09:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新書としてはかなり分量は多い部類に入りますが、行政の役割や構造などはこれを読めば知識が増え、ニュースなどでも理解できる部分が増えると思います。
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矛盾している。
2018/09/19 20:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:express455 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一文一文は、一見、しっかりと記載されているように読めるが、前後の文脈と矛盾している記載が見られる。著者の意見を正当化するレトリックだと感じた。政治と行政の関係を読むだけで内容が矛盾しているのがわかる。
また、国の政治は民主主義による自治に変わったので、地方自治が阻害要因になるという考えが成り立ちうるが、両者は親和するとの命題を立てておきながら、国の地方自治に対する官治と説明したり、きちんと結論を出していない。