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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/02/15
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 富士見L文庫
  • サイズ:15cm/238p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-072609-0

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文庫

紙の本

紅霞後宮物語 第7幕 (富士見L文庫)

著者 雪村花菜 (著),桐矢隆 (イラスト)

寛、康との戦いを強いられることになった小玉。寛の鍛え上げられた軍を相手に、勝機をどう捉えるか。そんな小玉のもとに、康の密使がやってくる。密使は親征級の兵力を率いている小玉...

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紅霞後宮物語 第7幕 (富士見L文庫)

税込 660 6pt

紅霞後宮物語 第七幕

税込 660 6pt

紅霞後宮物語 第七幕

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商品説明

寛、康との戦いを強いられることになった小玉。寛の鍛え上げられた軍を相手に、勝機をどう捉えるか。そんな小玉のもとに、康の密使がやってくる。密使は親征級の兵力を率いている小玉に、文林を倒すよう勧めにきて…。【「TRC MARC」の商品解説】

寛と康、二国との戦いを強いられることになった小玉は、元寛の武官であった樹華と共に戦場で開戦を待っていた。一方宸では小玉の無事を祈る真桂らとは別に、雅媛、梅花、そして司馬淑妃が動き出そうとしていて――。【商品解説】

著者紹介

雪村花菜

略歴
2014年、『生生流転』で瑞々しい人物描写と緻密かつ魅力的な世界設定が評価され、第2回ラノベ文芸賞金賞を受賞。改題及び改稿を加えた本作でデビューとなる。

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みんなのレビュー20件

みんなの評価3.9

評価内訳

電子書籍

開戦

2021/09/27 11:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

寛と康を相手取った戦が始まりました。

寛にも戦の理由があり(実際戦う兵士には可哀想なことにお偉方の私情という…)、康には女性優位という文化に基づいて小玉を宸の女王にしようとする意図があり、なるほど国色が様々で面白い舞台設定でした。

筆者の雪村先生は中国史に明るく、あとがきでもよく隋唐時代の中国をベースにしているなどと書かれています。そのせいか、このシリーズはよく「後世では〜〜とされた。」などという書きぶりもあり、小玉の生きる時代だけでなく、その後の時代にも思いを馳せることができて楽しいです。

そして第零幕を2冊通ってきたので戦の悲惨さはわかっていましたが、樹華…。最期まで小玉の親友の明慧を愛し明慧の意志を継いでくれた人でした。遺された誠くんはどうなるのか。

後宮側も不穏です。梅花さまのご容態もさることながら、鳳…。ここまで歪んでしまうとは、ある意味さすが文林の子です。現時点で鳳の異常に気づいているのは実権を無くした祖父だけで、文林すら鳳は生かしておくつもりでいる。それが小玉にとって今後どんな危険をもたらすのか不安でなりません。

それから白夫人。泥矢が彼女にも当たっていたのですね。馬は賢いと言いますが彼女はその中でも高い知能を持っていました。息子の白公子に期待です。

そして小玉の容態。皇后でなければ適切な処置を行えてこんな大事にはならず、寛とも停戦を行えていたかもしれません。なってしまったものは最早たらればの推測ですが。沈賢恭はすべきことをしただけなのに後世に害が残ってしまったのは残念です。

第零幕2に出ていた泰が嫁のために田舎に帰ったという話はホッとしました。精がああいう可哀想な最期を迎えただけに過去編の皆さんには生き延びてほしいものです。既に明慧はおりませぬが…。

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紙の本

薄い!

2018/06/28 13:04

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tolk - この投稿者のレビュー一覧を見る

ページが足りない!足りなすぎる!!
でも、今までのシリーズを振り返れば、3巻と4巻で1つの話。5巻と6巻でもうひとつの話。この7巻と8巻でさらにもうひとつの話。ということを8巻を読了後に7巻を再読して、一人で納得。7巻は波乱の連続だったけれど、怒涛の展開でした。

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電子書籍

真夜中の阿鼻叫喚

2018/05/06 16:11

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズを購入する際には、紙媒体(布教用)と電子版(発売即読むための自分用)を購入しています。
以前は、深夜日付が変わってすぐ、紙媒体を購入して、さらに電子版を半額で購入できたのですが、そのうち紙媒体を購入してから一定期間しないと電子版の半額ボタンが表示されないことがわかったので、発売日前に紙媒体を予約購入して、日付が変わったら即ダウンロードして夜中に読むようにしました。
そして、今回、わくわくしながら満足できる結末を期待したのに、なんと7巻の内容は「続き」。8巻に持ち越しでした。
ええ、もう夜中の1時前に大声で悲鳴を挙げたいくらいでしたが、なんとか2度読み直すことで精神の平静を保ちました。翌日の仕事がちょっとつらかったのは内緒です。

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紙の本

待望の1冊なのに・・・

2018/05/06 16:06

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語が「続き」状態で終わったときの、このやるせない気持ちをいったいどこへぶつけたらいいのでしょうか?
ええ、よく考えれば、著者のファンならわかっていたはずです。3巻と4巻が1セット。5巻と6巻が1セット。ならば7巻もきっと8巻とセットのはずだと。
わかっていなかったのはファン失格です。しくしく。。。
おとなしく続きを待ちたいと思います。

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電子書籍

読み手をぐいぐい引っ張っていく力強い筆致

2018/12/06 06:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第七幕では小玉が隣国・寛との最前線で矢傷を負って、矢の汚れによって症状が悪化し、かなりピンチに陥っているところで終わっています。典型的な「次巻に続く」のパターンで、読み終わった時に「なんでまた次が出ていないんだ?!」と悶絶した次第です。まあ、それくらい面白いわけなんですが、所々で「後の世では...」「100年後には...」云々という説明が蛇足的で目障りなのが玉に瑕のように思います。「辰という国の歴史を古代から近世にわたってきちんと設定してます」という作者の設定の綿密さをひけらかす以外に本筋に深みや含みを持たせるような感じでもないので、そういう言及はない方がストーリーの流れが阻害されなくていいのではないかと感じました。この唯一の難点を除けば、読み手をぐいぐい引っ張っていく力強い筆致。

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紙の本

続きが気になる!

2018/02/22 20:48

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:林檎と蜜柑 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を手に取った第一印象は「薄っ!!」ページ数が足りないっ!!
そう思って読み始めたら、次々と起こる重要な出来事。
正直こんなに詰め込むならもっと厚くなってもいいのにと思いました。
良く言えば内容が濃いという事なのかな?
とにかく続きが気になります。

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紙の本

どうなる 小玉!

2018/02/16 16:47

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかく気になるところで終わってしまった巻です。
文林・小玉夫妻の在り方に一段落ついたと思ったら小玉にとって大事な存在が次々と失われていく重い展開の連続。そして宮中で起こった事件、それ以上の波乱の気配。
 続きが読みたい、今はそればかり考えています。

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電子書籍

怒濤の展開です

2018/05/29 07:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ころT - この投稿者のレビュー一覧を見る

小玉は戦場で、文林は国でそれぞれ頑張ってます。
明慧に比べて樹華の死があっさりですが、樹華の小玉へ託した最期の気持ちに泣かされます。

好きなお話ですが、どうも無駄な背景設定、キャラ設定が多くて、読んでいて途中疲れるときがあります。
特に本巻は敵国が多く出てきて、それぞれの国事情が細かく書かれてます。今はこうで、過去はこうで、将来はこうなる…と。長すぎて、…で?それが今の戦いに関係あるの?となる場面が多かったです。

webで公開されてる他のシリーズのお話と歴史が繋がっているのかも?しれませんが、読んでない人向けに簡略化して欲しいです

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紙の本

文琳 報われず

2018/07/03 22:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る

小玉を義母にした功績は無視されたまま息子から嫌われ、妻からは男女の仲を拒否られ、可愛がっていた小玉の甥からは距離を置かれ、自分の望んだポジションは他の男に奪われ、そして今度は梅花に先立だれそうという、ほんと作中一番哀れなキャラ、文林。皇帝であることはこれほどに孤独なんですね。

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紙の本

敵がマヌケすぎでは…?

2018/02/19 15:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:retesim - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネット小説の悪いところが前面に出てるな…という印象でした。
戦場の描写がいつものように会話中心すぎて、だれがどこでだれたちとどういうことをしているのか、具体的にイメージできません。
敵味方の軍隊の規模もわからないから、国と国の戦争が起きて、命のやり取りをしているという緊張感がなくて、重要キャラの死も、いつの間にか死んでたみたいなあっけなさでした。

1巻からずっとそうですが、敵がバカすぎると思います。
毎回敵が弱すぎ、マヌケすぎ、うかつすぎ、陰謀が穴だらけすぎるので、そんなおバカな敵と比べられて持ち上げられるヒロインはたいしてすごくないんじゃないか?という気持ちになってしまいます。

小玉をギリギリまで追いつめるすごい強敵が現れて、どうやってこの絶対的不利な状況をひっくりかえすんだろうという展開が来たらもっと面白くなるのになあ…とちょっと残念な気持ちです。

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2018/02/19 19:22

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2018/03/12 01:25

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2018/04/15 00:46

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2018/05/03 01:30

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2018/07/25 00:42

投稿元:ブクログ

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