紙の本
トップではなく
2018/05/07 16:51
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
トップではなく、No.2の役割の重要性を説いた本。
参謀の仕事とは、トップができない業務を代行すること。
両方いないと、良い会社にはなりません。
紙の本
今勤めている会社を、よくしたいなぁと思っている人は皆さん対象になると思います。
2020/01/19 20:05
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投稿者:一読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
組織のNo.2、戦略参謀はどうあるべきか、という前提で書かれていますが、チームリーダークラスの人が読んでもタメになる部分が多いと思いますし、管理部門の人も、こういう立ち位置の仕事の側面があると思いますので、役職がついてない人でも得られるものが多いと思いました。
部分最適と全体最適の綱引きであったり、漏れ無くダブりなくであったり、PDCAであったり、いわゆる基本的な事が書いてある部分が多いのですが、なぜそれが基本であり重要なのかが、著者の経験を通して解説されています。
日本の企業運営で大事なのは、それぞれの人が自社の外の対象に対して情熱を燃やす発火点を作る事であり、それを全社で共有する言語としてKPIが存在するのだなぁ、と読みながら思いました。
本書の後半は、読んでいると勇気が湧いてきます。読了までに時間がかかりましたが、買って良かった本でした。
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トップをサポートする戦略参謀として仕事をするために、
どういうことを考え、どう行動し、何をする必要があるのか?を綴った内容。
人付き合いや習得すべき知識にまで言及されており、内容は幅広く網羅されている。
そのためにやや長すぎ、焦点がぼやけている面も否めないが、
どれもその重要性は理解できた。
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小説『戦略参謀』が面白かったので、同著者のもう少し実用書よりの本を読みたくて購入。
参考になった。手元において、たまに読み返す価値はありそうなタイプの本。
参謀の役割論・マインドセット(Chapter1-3)は、基本的に小説と同じで、方法論展開がChapter4以降で詳しくされている感じ。
役割論では、基本動作で自分が徹底できていないものについて、ハッとさせられた。
例えば、『火中の栗を自ら拾う。』(参謀は誰よりも信頼されて情報が入るようにしなくてはならないから)という旨の話は、自分がワークできている/いないときの違いのひとつを言い当てていた。『常に良質のアドバイザー、メンターを得る』は自分ができていないところ。聞きにくくても適切な人に聞く、それができる自分を目指す、というのはごもっとも。『謙虚に自分の非を認め』もごもっとも。
Chapter4の戦略論では、『戦略はどんなに精緻に作り上げても、ただの精度の高い初期仮説』『戦略の論理空間を作る』あたりは、明確に自分が言語化できてなかった戦略の実務的要諦を認識できた。確かにそうだけど、これ明文で伝えられるひと少ないよねという話。『時代分析』はコンサル時代にやって、いい手法だと思ったが、実はそんな名前知らなかった。
Chapter5の問題解決論は、論理空間の話以外は一般的な話。
Chapter6の経営知識もまぁ一般的。ただ、この人は『全ての理論は前提がある』というのを明確に言っていて、これもコンサルの暗黙知を他人に伝えるいい表現だと思った。
Chapter7のPDCA論は、一般的だか実務に非常に踏まこむ内容。例えば、『Cから始まPDCA』の話は、マイナススタートのときや土地勘ない領域にトライするときは無意識にやってる人多いと思うけど、これまた意外と言語化されていない知見。この辺は困ったときに見返したら役に立ちそう。
Chapter8の人の『業』の話は、参謀の超実務的な話。これをマインドセットの章ではなく、最後に別章に持ってくるあたり、この人面白いなあと思った。
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ナンバー2に組織の情報は集まる。
アメリカのマネジメント「人治」を前提とするトップダウン。
リーダーシップとは、敬服され、その信頼感によって生まれる状態。
日本は「法治」。
各階層が上下間の翻訳を行い、社員が力を発揮できる環境を作ること。
ナンバー2が企業を伸ばす。
充分に言語化されていないアート。
言語化されることで再現性をもたせるサイエンス。
世の中には言語化されていないことの方が圧倒的に多い。
巷の経営理論は方法論の一部言語化したものに過ぎない。
CAPD(キャップドゥ)
初めてのことに着手するには、まずCから。
戦略
=初期仮説
企画
What、Why、How
を明らかにしてはじめて成立する。
マネジメントの役割
成果主義指針に反映されていない部分をしかっりみて、中長期、全社的な視点も入れて、正当な評価を行うこと。
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途中までは買ったの失敗だったな。。というぐらいリズムが悪くなおかつ、抽象的な話が多かったが
後半はここ1年半ぐらい自分でやっていたことを思い返すのにいい機会になった。
いかに経営というものを客観的にとらえて、ちゃんとトップ(や現場の人々)が判断でき、ただしく回るような企業にしていくか、ということを著者の今までの体験談
も含め書いてある。
ざっくりまとめると
・第三者目線でファクトベースで
・MECE、ロジックツリーで
・見える化をしっかりし
・PDCAを回せ
ということにつきる。本としては厚いがそんなに文量いったかな・・・?というのは少し疲れたところ
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第一印象として、タイトルの「79のアドバイス」あたりが若干安っぽい感じがしていたが、読み進めるにあたり、本当に修羅場をくぐってきた人が書いたんだなと、痛感する箇所が多く、非常ににリアルで勉強になった。
組織は人体みたいに有機的であると感じることが最近多く、だからこそ一辺倒な打ち手ではいかないところに面白さを感じているが、この本もそれを十二分に理解して書かれてある感じがして、勝手にシンパシーと尊敬の念を著者に感じてしまうくらい面白かった。
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問題解決の基本は、
『MECE × ロジックツリー』を使って『見える化』し、『仮説思考』を行う。
その後にPDCAをまわす。
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トップではなくとも、直属の上司に今後の方向性を「相談」するときは組織人ならいくらでもあるはず。
その際、どのような切り口や考え方で接すればよいのか、求められるプロダクトは何か、を考えるうえで非常に参考になる本。
語り口は平易で、著者の他の本も読んでみたくなるだけの力も持っている。
おそらく、今後も読み返すことが多いので★5つ。
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最近のビジネス書は、マッキンゼー流行りの感があるが、日本人的文化には、必ずしもこれら欧米流が当てはまらないという立ち位を取っているのが、この本の特徴の一つかと思う。
当初は、すぐ読み終えるだろうと思っていたものの、何故か読了に時間がかかったが、自身の実業務と照らして頷く部分もあり、読んで良かったに分類される本かと思う。
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自分の会社の組織的問題は、責任を持って判断すべき人が、それから逃げていることだと思う。つまり無駄に会議に人を呼んだり、法務や経理のアドバイスに完全に従って身動きが取れなくなってしまう。
この問題は、本書に書かれている現状把握やPDCAでは解決の方向が違うと思う。だから読んでいても今ひとつわくわくしなかった。
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経営参謀としてのマインドや手法も大切だが、それだけで400ページは少々キツい。手垢のついたフレームワークとひたすらのPDCA押し。大前研一氏の名著「企業参謀」レベルまでいかなくとも、もう少し参謀たるもののノウハウめいたものを読みたかった。
著者が語っている「中途半端な情報で意思決定を求められるトップは可哀相」は大賛成。
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戦略は社長自ら実践しない限りは、ほとんどの場合うまくいかない。コンサルに大金をはたいてその分給料をくれたらいいのに、がお決まりの文句。日本企業は、現場や現実を知り得る人が、その感覚を持ってして策定する方がうまくいくらしい。
なぜそういう戦略をとるのか、このWhyが大事。例示されているポルポト派による虐殺も、Do thisしかないオンカー制度によって、自らの身を守るには、疑わしきを殺すしかなくなってしまったことにある。本部はえらいのではなく、経営の意図をなぜそうするのかという部分から、腹落ちする状態に持っていけるかがキーとなる。
会社トップに正確な情報をあげることも、経営判断をあやまたない要諦の一つ。またPDCAサイクルを回すにも、ドンブリ的な海外ビジネスは難しいなどという形でCを出してしまうパターンや、部下に丸投げしてしまうパターンなど、失敗には枚挙にいとまがない。まず、マネージャー層への理解の浸透が大事で、失敗の隠蔽などに走りがちなのが問題。施策の失敗を個人に帰するものとしてはいけない。
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企業における経営企画部門担当者の心得集。コンサル会社の上手な使い方など実践的なノウハウが多数。経営企画部門に行く前に読みたかったなぁと思いました。
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具体的なことが書かれているのでわかりやすい。厚いが難なく読める。おもに経営のPDCAの回し方について書かれている。