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紙の本
怠惰の美徳 (中公文庫)
大学にはほとんど出席せず、志望した新聞社は全滅。やむなく勤めた役所では、毎日ぼんやり過ごして給料を得る…。戦後派を代表する作家が、怠け者のまま如何に生きてきたのかを綴った...
怠惰の美徳 (中公文庫)
怠惰の美徳
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商品説明
大学にはほとんど出席せず、志望した新聞社は全滅。やむなく勤めた役所では、毎日ぼんやり過ごして給料を得る…。戦後派を代表する作家が、怠け者のまま如何に生きてきたのかを綴った随筆と、7つの短篇を収録した作品集。【「TRC MARC」の商品解説】
なんとか入学した大学の講義はほとんど出席せず、卒業後に新聞社を志望するも全滅。やむなく勤めた役所では毎日ぼんやり過ごして給料を得る。一日に十二時間は眠りたい。できればずっと布団にもぐりこんでいたい……。戦後派を代表する作家が、自身がどれほど怠け者か、怠け者のままどうやって生きぬいてきたのかを綴る随筆と七つの短篇を収録する文庫オリジナル編集。真面目で変でおもしろい、ユーモア溢れる作品集。【商品解説】
なんとか入学した大学の講義はほとんど出席せず、卒業後に新聞社を志望するも全滅。やむなく勤めた役所では毎日ぼんやり過ごして給料を得る。一日に十二時間は眠りたい。できればずっと布団にもぐりこんでいたい……。戦後派を代表する作家が、自身がどれほど怠け者か、怠け者のままどうやって生きぬいてきたのかを綴る随筆と七つの短篇を収録する文庫オリジナル編集。真面目で変でおもしろい、ユーモア溢れる作品集。【本の内容】
収録作品一覧
三十二歳 | 11−12 | |
---|---|---|
己を語る | 13−14 | |
怠惰の美徳 | 15−17 |
著者紹介
梅崎春生
- 略歴
- 一九一五(大正四)年福岡市生まれ。小説家。東京帝国大学国文科卒業前年の三九(昭和一四)年に処女作「風宴」を発表。大学の講義にはほとんど出席せず、卒業論文は十日ほどで一気に書き上げる。四二年陸軍に召集されて対馬重砲隊に赴くが病気のため即日帰郷。四四年には海軍に召集される。復員の直後に書き上げた『桜島』のほか『日の果て』など、戦争体験をもとに人間心理を追求し戦後派作家の代表的存在となる。『ボロ家の春秋』で直木賞、『砂時計』で新潮社文学賞、『狂い凧』で芸術選奨、『幻化』で毎日出版文化賞。一九六五年没。 一九六九年三重県生まれ。文筆家。「大学在学中からフリーライターの仕事を始めるも、なかなか生計が立てられず、アルバイトで食いつなぎ、現在にいたる」というプロフィールを長く使い続ける怠惰ぶり。著書に『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』(本の雑誌社)、『閑な読書人』(晶文社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)など。
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昭和の初期に活躍された梅崎春生氏の自身の怠惰ぶりを面白く描いたユーモア作品集です!
2020/07/26 11:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和の前半に活躍され、『ボロ家の春秋』(直木賞)、『砂時計』(新潮社文学賞)、『狂い凧』(芸術選奨)などの名作を次々に発表されてきた梅崎春生氏の作品です。同書は、その梅崎氏の自身を綴った作品でもあり、同氏の何とか入学した大学の講義にはほとんど出席せず、卒業後に新聞社を志望するも全滅という状態で、やむなく勤めた役所では毎日ぼんやり過ごして給料を得ていたという怠惰ぶりが披露されています。「一日に12時間は眠りたい」ちか、「できればずっと布団にもぐりこんでいたい」など、戦後派を代表する作家が、自身がどれほど怠け者か、怠け者のままどうやって生きぬいてきたのかを綴る興味深い随筆と7つの短篇が収録されています。梅崎春生氏のユーモア作品集です!