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紙の本
ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか ロックとキリスト教 (イースト新書)
著者 島田 裕巳 (著)
エルヴィス、ボブ・ディラン、ビートルズ…。キリスト教の信仰は、彼らの音楽に何をもたらし、ロックというジャンル全体にどう影響していったのか。宗教学者が、ロックとキリスト教の...
ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか ロックとキリスト教 (イースト新書)
ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか ロックとキリスト教
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商品説明
エルヴィス、ボブ・ディラン、ビートルズ…。キリスト教の信仰は、彼らの音楽に何をもたらし、ロックというジャンル全体にどう影響していったのか。宗教学者が、ロックとキリスト教の関係をひもとく。【「TRC MARC」の商品解説】
エルヴィス、ボブ・ディラン、ビートルズ……
信仰は、あの名曲に何をもたらしたか。
「ロック」と聞けば、それがジャンルとして確立されてきた当時から「若者たちの音楽であり、反体制的で権力に反抗するもの」だというイメージが強かった。
そうした権力のなかには、西欧社会で力をふるってきたキリスト教も含まれる。そのため、キリスト教文化になじみのない日本人からすればキリスト教的精神とロックは相いれないものだと考えるだろう。
しかし、エルヴィス・プレスリーやボブ・ディランをはじめ、アメリカにおける多くのロックミュージシャンが、自らの楽曲のなかで「神」「イエス・キリスト」「マリア」を讃えていたり、あるいは祈りを捧げたりしている。
むしろその西欧社会におけるキリスト教とロックのかかわりを紐解くと、キリスト教がなければ、ロックは生まれてこなかったのではないかという見方さえもできる。
信仰を持つことによって、あるいは信仰を否定することによって、彼らの音楽はどう変化し、それはロックというジャンル全体にどう影響していったのか。宗教学者がその関係をひもとく。
■信仰深いエルヴィスが本当に歌いたかったもの
■現代の「ヨブ記」だった「ユー・ゲイブ・ミー・ア・マウンテン」
■「歌うこと」で身近になる神
■「僕らはいまやイエスよりも人気がある」
■「イマジン」の根底に潜む宗教への思い
■クラプトンの回心体験
【目次】
第一章 エルヴィス・プレスリーは、なぜゴスペルを歌ったのか
第二章 ロックはゴスペルからはじまった
第三章 ボブ・ディランは、なぜキリスト教に改宗したのか
第四章 ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか
第五章 ロックがキリスト化する必然性【商品解説】
ボブ・ディランは、なぜキリストを讃えたのか?ジョン・レノンは、なぜキリストを否定したのか?【本の内容】
ボブ・ディランは、なぜキリストを讃えたのか?ジョン・レノンは、なぜキリストを否定したのか?いままで誰も語らなかった、ロックと宗教の深い関係に迫る。【本の内容】
著者紹介
島田 裕巳
- 略歴
- 〈島田裕巳〉1953年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。宗教学者、文筆家。東京女子大学非常勤講師。著書に「芸能人と新宗教」「反知性主義と新宗教」など。
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電子書籍
音楽と宗教
2019/06/27 23:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
取り上げられている歌手や歌についての詳しい知識があるかどうかで、この作品をどのくらい楽しめるかは変わってくると思います。ピーター・ポール&マリーがペテロ、パウロ、そしてマリアだということに驚きました。PPMの音楽には宗教性が強いことを知りました。教会で歌うときのものと同様だったにもかかわらず、からだの動きが下品だと非難されたエルヴィス・プレスリーがかわいそうだと思えました。音楽を宗教的な面で考えたことがなかったので、新鮮でした。
紙の本
読んだ時間がもったいなかったな。
2018/08/16 23:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカにおける宗教の占める位置、キリスト教の信仰が存在しなければロックは生まれなかったことが、エルビス・プレスリーの記述から示される。
ビートルズ時代に「イエスを超えた」と発言したジョン・レノンはキリスト教についてわかっていなかった。確固とした意思を持っていたイメージのボブ・ディランはユダヤ教から、キリスト教に改宗し、また、ユダヤ教に戻った。それは結婚が由来するものであり信念によるものではない。
まあ、そんなことが、文字をたくさん使って書かれている。
タイトルにある「ジョンレノンは、なぜ神を信じなかったか」という問いへの期待した答えはない。
黒人霊歌・ゴスペルがブルース、ロックへとつながっていくのは周知のところだ。
宗教が支配の道具と化していることは、アメリカの奴隷や中南米侵略の史実だ。
紛争も宗教対立を構図としているし
宗教て、胡散臭い。人類にとって負の遺産じゃないのかと思うこともある。
それが若者文化と結びついて発展してきたことの不思議サへの解も得られなかったな・・・
読んだ時間がもったいなかったな。