読割 50
紙の本
リヴァイアサン 2 (光文社古典新訳文庫)
「万人の万人に対する闘争状態」とはいったい何なのか? 近代国家論の原点であり、西洋政治思想における最重要古典の新訳。2は、国家の成立、国家権力の絶対性、主権者と臣民の関係...
リヴァイアサン 2 (光文社古典新訳文庫)
リヴァイアサン2
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:2,442円(22pt)
- 発送可能日:1~3日
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「万人の万人に対する闘争状態」とはいったい何なのか? 近代国家論の原点であり、西洋政治思想における最重要古典の新訳。2は、国家の成立、国家権力の絶対性、主権者と臣民の関係などを論じた第2部を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ホッブスによる政治哲学書で、同書第2巻では、いよいよ「国家について」の議論が始まります!
2020/05/10 12:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1615年にトマス・ホッブズによって発表された政治哲学書です。ホッブスは、同書の中で、人間の自然状態を決定的な能力差の無い個人同士が互いに自然権を行使し合った結果としての万人の万人に対する闘争であるとし、この混乱状況を避け、共生・平和・正義のための自然法を達成するためには、「人間が天賦の権利として持ちうる自然権を国家(コモンウェルス)に対して全部譲渡するべきであると述べて、社会契約論を用いて従来の王権神授説に代わる絶対王政を合理化する理論を構築しています。光文社古典新訳文庫では全2巻シリーズで刊行されており、同巻はその第2巻目です。同書では、前巻の「人間について」かた、いよいよ「コモンウェルス(国家)について」へ議論が移っていきます。そして、なぜ、どのようにして国家が成立したのか、また、国家権力の絶対性について、主権者と臣民との関係、臣民の自由についても、考察されます。