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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/03/24
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/336,8p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09620-8
- 国内送料無料
紙の本
辺境中国 新疆、チベット、雲南、東北部を行く
中国の国境地帯で何が起きているのか? 英国のジャーナリストが、国境地帯のみならず「境界の向こう側」にまで足を延ばし、急速に進む漢化政策に抗い、翻弄される少数民族の実相を描...
辺境中国 新疆、チベット、雲南、東北部を行く
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商品説明
中国の国境地帯で何が起きているのか? 英国のジャーナリストが、国境地帯のみならず「境界の向こう側」にまで足を延ばし、急速に進む漢化政策に抗い、翻弄される少数民族の実相を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
「境界」に漂うただならぬ空気
ひと口に国境と言っても、さまざまなかたちがある。検問所が設けられ、出入国の際に賄賂が必要なもの。フェンスはあるが穴だらけで出入り自由なもの。そもそもどこが境なのか定かでないもの。
本書は、80年代から中国取材を続けてきたジャーナリストが、新疆、チベット、雲南、東北部の国境地帯を歩き、そこに暮らす少数民族にいま何が起きているのかを詳細に描いたルポである。各地に共通するのは、漢化政策が加速し大量の漢民族移住者が押し寄せていること、そして、国境の「向こう側」と必ずしも隔絶しているわけではないということだ。
しかし、同じ国境地帯とはいえ、地域によって事情は大きく異なる。新疆、チベットでは漢民族との軋轢が、ときに暴動や焼身自殺というかたちで表出する。雲南に足を延ばすと、麻薬、売春、人身売買など、漢民族を巻き込んだ(あるいは無視した)国境なき不法行為が横行し、北京当局を悩ませる。そして東北部には北朝鮮という不確定要素が横たわり、人口減少が進む極東ロシアとの間では経済格差が広がるばかり…… 漢中国に抗い、翻弄されるマイノリティーたちの実相を描いた現代中国ノンフィクションの白眉!【商品解説】
中国の国境地帯で何が起きているのか? 英国のジャーナリストが、新疆、チベット、雲南、東北部を歩き、人びとの姿を生き生きと描く。【本の内容】
著者紹介
デイヴィッド・アイマー
- 略歴
- 〈デイヴィッド・アイマー〉1988年に初めて中国を訪れて以来、中国行脚を続け、ほぼ全省を踏破した。『サンデー・テレグラフ』北京特派員、『デイリー・テレグラフ』東南アジア特派員等を歴任。
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