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紙の本
中学生となった倫太郎達を取り巻く厳しい環境
2002/07/08 13:19
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投稿者:ふきのとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
小瀬倫太郎は中学生となった。親友のミツルと共に校則には縛られない生き方を選択し、生徒を校則で縛りつけようとする校長や教頭、担任らはそんな彼らを理解しようとしない。しかも、非行グループに目をつけられ執拗にいやがらせを受けながらも、決して信念をまげない彼らを通して、今の学校教育のあり方を考えさせられる。
非行グループからの暴力で倫太郎の友達や倫太郎自身も負傷し、1人1人に仕返しを始めるが保育園の園長や母親にさとされ、力に頼る愚かさを知る。
ほんとうに正義心のある人は、自分と他人(ひと)のいのちの行く末を考えられる人、という倫太郎の母親の言葉は倫太郎だけでなく、読んでいる私にも深く心に刺さりました。