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紙の本
迷蝶の島 (河出文庫)
著者 泡坂 妻夫 (著)
太平洋を航海するヨットから落とされた女と、絶海の孤島に吊るされていた男。誰が誰を殺したのか? 男の手記、関係者の証言などで、次々と明かされていく三角関係に陥った男女の愛憎...
迷蝶の島 (河出文庫)
迷蝶の島
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商品説明
太平洋を航海するヨットから落とされた女と、絶海の孤島に吊るされていた男。誰が誰を殺したのか? 男の手記、関係者の証言などで、次々と明かされていく三角関係に陥った男女の愛憎と、奇妙で不可解な事件の真相とは−。【「TRC MARC」の商品解説】
太平洋に漂うヨットの上から落とされた女、絶海の孤島に吊るされた男。一体、誰が誰を殺したのか……そもそもこれは夢か、現実か? 手記、関係者などの証言によって千変万化する事件の驚くべき真相とは?【本の内容】
著者紹介
泡坂 妻夫
- 略歴
- 1933年東京生まれ。「DL2号機事件」で第1回幻影城新人賞佳作入選。78年『乱れからくり』で日本推理作家協会賞、90年『蔭桔梗』で直木賞受賞。アマチュアマジシャンとしても活躍した。2009年2月逝去
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紙の本
泡坂妻夫氏の非常に興味深い、ハラハラ・ドキドキの傑作です!
2020/06/09 09:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『折鶴』(泉鏡花文学賞)、『蔭桔梗』(直木賞)など名作を次々に発表された推理作家・泡坂妻夫氏の傑作です。同書は、年上の女性・磯貝桃季子、財閥の令嬢・中将百々子との三角関係に陥った大学生の山菅達夫が、桃季子の妊娠をきっかけに、彼女に殺意を抱くというストーリーです。そして、八丈島へ向かうクルーザの船上で彼女を海へ突き落としてしまいます。しかし、自らも無人島に漂着してしまいます。そして、驚いたことに、そこには殺したはずの桃季子が現れます。一体、ストーリーはどのように展開していくのでしょうか。同書は、3章構成になっており、「第1章 迷う蝶」、「第2章 夢の蝶」、「第3章 死ぬ蝶」と続きます。
紙の本
手紙とヨットと絶海の孤島
2018/04/08 20:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも上質のミステリーのにおいがプンプンする組み合わせである。
ある人は精神的に窮地だったため。
ある人びとは手記による観察だけだったため。
それぞれ真実に近づけず。
真実の近くで立ち回ったにもかかわらず、
最後は人の情念の前に果ててしまう。