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紙の本
そしてドイツは理想を見失った (角川新書)
著者 川口マーン惠美 (著)
大失敗の難民政策、台頭する右派、言論を取り締まるSNS規制法…。あの「民主主義の優等生」が、なぜ自由から逃走したのか。ドイツ在住の日本人作家が、ドイツが矛盾した理想主義に...
そしてドイツは理想を見失った (角川新書)
そしてドイツは理想を見失った
05/02まで通常946円
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商品説明
大失敗の難民政策、台頭する右派、言論を取り締まるSNS規制法…。あの「民主主義の優等生」が、なぜ自由から逃走したのか。ドイツ在住の日本人作家が、ドイツが矛盾した理想主義に陥った理由を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
第二次世界大戦後の泥沼から理想を掲げて這い上がり、いまや世界最強国家の1つともいわれるようになったドイツ。しかし、じつはその実情はといえば、理想主義に足をとられてエネルギー・難民政策に失敗し、EUでもオーストリアのクルツ首相はじめ、「反ドイツ」の動きが止まらない……。
そして、盤石だと思われていたアンゲラ・メルケル政権は、2017年の総選挙で実質的には敗北を喫し、右派政党AfD(ドイツのための選択肢)が第三党へと躍り出た。あの「民主主義の優等生」が、いつの間にかこうした混乱に陥っていたことを、ご存じだろうか。
「理想のない政治はよくないが、政治が理想に支配されてしまうと、国家は破綻する」。ドイツ在住三十余年、その内実を現場から見つめつづけた川口氏は、そう語る。
ドイツがその理想を託すEUは、このまま空中分解してしまうのか? 日本で報じられないドイツメディアの日本・中国評から、「自由」と「規制」の関係までを深く考察した、どうしてもいま日本人に伝えたい「理想」「自由」「国家」の本質。
〈内容例〉
「言論の自由を守る」とされたSNS規制法案/ドイツの歴史は真っ二つに分断されている/なぜドイツはEUを絶対に手放さないのか/無名のメルケルを大抜擢したコール首相/ドイツと中国との絆が深まった歴史的な理由/中国市場に標的を絞ったドイツ車メーカー/突然、中国批判に転じたドイツメディアの真意/中国の「一帯一路」はドイツまでつながっている/「脱原発合意」を二度ひっくり返したメルケル/このまま行けば消費者の電気代は天井知らずに/鶴の一声で反故にされたシェンゲン協定/彗星のように現れたオーストリアの貴公子・クルツ/マクロンは「メルケルお母ちゃん」の手には乗らない/反AfDの立場を隠さなかったテレビキャスター/連立交渉の破綻を恐れて妥協案に逃げたメルケル/なぜFDP党首は絶望し、交渉を切り上げたのか/まもなく、メルケルの時代が終わろうとしている/規制法施行後、民衆扇動罪で起訴されたAfD議員/民主主義を守るための言論統制は正しいのか ……ほか【商品解説】
あの「民主主義の優等生」は、どこで道を踏み外したのか? 戦後、理想を追求し、いまや世界の盟主の一国ともなったドイツ。しかしその内実は……。総選挙の与党敗北からSNS規制法まで、これがドイツの真実。【本の内容】
目次
- 序章 SNS規制法案が可決された日
- 第1章 戦後ドイツとナチズムとの闘い
- 第2章 最強の女帝・メルケルの正体
- 第3章 なぜドイツと中国は仲良しなのか
- 第4章 矛盾に満ちたエネルギー・難民政策
- 第5章 EU内でも止まらない「反ドイツ」
- 第6章 そしてドイツは理想を見失った
- 終章 理想を追い求めても自由は手放すな
著者紹介
川口マーン惠美
- 略歴
- 〈川口マーン惠美〉シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。作家。「ドイツの脱原発がよくわかる本」でエネルギーフォーラム賞・普及啓発賞受賞。ほかの著書に「復興の日本人論」など。
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ジャマイカ
2018/05/15 21:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:451 - この投稿者のレビュー一覧を見る
連立を組んだためにSPDがCDUと似たような政策の党になってしまった…。
AfDが今後どれだけ伸びてくるかには注目。
電子書籍
ドイツへの視点
2020/02/11 12:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらからはよく見えないドイツの立ち位置を日本人の視点で書き出した一冊。
日本ではよくわからないEU内の話は面白かった。
しかし、あんなに中国に入れあげて大丈夫か、ドイツ。