- カテゴリ:大学生・院生
- 発売日:2018/04/16
- 出版社: 法律文化社
- サイズ:21cm/211p
- 利用対象:大学生・院生
- ISBN:978-4-589-03909-5
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商品説明
沖縄から発信する「平和論」を学ぶテキスト。平和と正義が脅かされる実態と構造の考察を踏まえ、問題の本質を追究する視座を提示する。沖縄戦後史年表が閲覧できるQRコード付き。見返しに地図あり。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第1部 安全保障の理論から考える平和
- 第1章 国家の安全保障と平和
- 第2章 人間の安全保障と平和
- 第2部 沖縄の軌跡から考える平和
- 第3章 沖縄は平和か?
- 第4章 平和憲法と沖縄
- 第3部 マイノリティの視座から考える平和
- 第5章 社会運動と平和
- 第6章 ジェンダーと平和
- 第4部 平和教育の実践から考える平和
著者紹介
星野 英一
- 略歴
- 〈星野英一〉1953年生まれ。デンバー大学国際学大学院修了。琉球大学法文学部教授。
〈島袋純〉1961年生まれ。早稲田大学政治学研究科博士後期課程満期退学。琉球大学教育学部教授。
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紙の本
沖縄をちゃんと見よう。
2019/06/16 22:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
1紙だけだし、すみからすみまで読めるわけではありませんが、いちおう、新聞は毎日読んでいます。
だけど『沖縄平和論のアジェンダ』を読んでいると、大事なニュースをいっぱい見落としたり見逃したりしているな、と痛感します。
沖縄に関して、「知らなかった!」と思う報道がいくつも紹介されていました。
それは、一つには全国紙と沖縄の地方紙との姿勢の違いもあるでしょう。
沖縄では報じられても全国紙には載っていないニュースもあります。
けれど、だれかに指摘されて初めてニュースの意味に気づく時もありますね。
首相の「辺野古のさんごは全部移した」なんていう発言は知りませんでした。
テレビ中継を見ていた人が気づいて「おかしい」と言っていたのを聞くまで知りませんでした。
新聞やネットでは少しだけとりあげられましたが、さしたる追及はなされず。
一国の首相が大間違いか大ウソか、とにかく事実と全く反することを全国中継のテレビで発言しても何も問題にならないなんて、マスコミは何のためにあるのかしら。
そうは言っても、なんらかの方法で情報は手に入れないといけませんね。
この本にしても、那覇のジュンク堂で買ったんだけど、こっち(本土)の書店で、どれだけ売ってるのかなあ。
日本人が沖縄をちゃんと見ていないということは、この国をちゃんと見ていないということなんだ、ということを分からせてくれる本です。
沖縄をちゃんと見よう。
そして、この国をちゃんと見よう。