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商品説明
現代のたよりない親子たちが、幸せを見つけるための教科書。受験、発達障害、不登校、いじめ、親の葛藤、子の自立…。150名超の小中高の生徒を指導する唐人町寺子屋塾長が、現代の親子のリアルな姿を切々と綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
親と子の幸せの探し方
現代のたよりない親子たちが、幸せを見つけるための教科書。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第1章 私の不安を知ることで、子育ては変わる
- 1 親の不安は子に伝播する
- 2 親の言うことを聞かない子ども
- 3 子どもの叱り方
- 4 管理される子どもたち
- 5 全部、僕のせいなの?
- 6 放っておけない親
- 第2章 親はこうして、子をコントロールする
- 1 成功体験は危ない⁉
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紙の本
『親子の手帖』
2020/11/16 19:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
親から塾の教師である著者に発せられることば
「私の言うことは聞かないから、先生、この子に厳しく言ってやってください」
「先生、うちの子、勉強しないでしょ。学校のテストの結果、ひどいもんでしたよ」
親から子に発せられることば
「そんな状況なら、塾も部活もやめなさい。中途半端が一番ダメなんだから」
「自分で選んだ学校だろ、お前ならもっとしっかりやれるはず」
「将来困るから、がんばりなさい」
子から著者に発せられることば
「顧問の先生が『やる気がないなら帰れ』って言うから帰ったら、追いかけてきて怒るんです。ありえなくないですか」
「でも、僕、わかってますよ。僕は兄ちゃんより勉強ができないんです」
黒白を判断し責任を押しつけるだけでは解決しないこれらのエピソードをとりあげ、当事者の“関係性”に着目しつつ、もつれた糸を解きほぐしていくきっかけを模索する、親にも子にも寄り添いながら
《現代のたよりない親子たちが、幸せを見つけるための教科書。》──帯のコピー
“教科書”ではあるけれど、どのような言動をすればよいかを示した手軽な“マニュアル”ではなく、どのようにとらえて考えたらよいのか手がかりを差し出す味わい深い“参考書”
《この文章が、方法論になりがちな子育ての話とは別の場所で、親と子が心を通わせることができるきっかけをつくることができれば、そのために心に携える手帳代わりになれたら、そう願っています。》──「あとがき」
著者は20年ほど前、大学院在学中に中学生40名を集めて学習塾を開業、現在は株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋館長、単位制高校「航空高校唐人町」校長として150名余の小中高生の学習指導に携わる
また、書店「とらきつね」店主として各種イベントの企画運営、独自商品の開発を行うかたわら、Twitterでも精力的に発信している
近著『おやときどきこども』(ナナロク社)もあわせて味読したい