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商品説明
田舎の駐在所に異動となり、穏やかな毎日に虚しさを感じている日岡。ある日、懇意のヤクザから紹介された男が、指名手配中の国光であることに気づき…。『小説野性時代』連載を加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
捜査のためなら、俺は外道にでもなる。
所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく……。
警察vsヤクザの意地と誇りを賭けた、狂熱の物語。
【商品解説】
著者紹介
柚月 裕子
- 略歴
- 〈柚月裕子〉1968年生まれ。岩手県出身。「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。「孤狼の血」で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。
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紙の本
孤狼から狂犬へ
2021/09/24 06:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:海 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「孤狼の血」の続編。
ガミさんこと大上の強引な捜査とヤクザ人脈を体験した日岡は
広島県北部の田舎町に左遷されていた。
だが、全国最大組織の組ツートップの殺害事件が発生。
再びヤクザとの関係に日岡が巻き込まれる……
という展開で、最初ののどかな展開で伏線を張ったら、
後はビュンビュン進んでいきます。
今回はヤクザのキャラ立ちがすごく、
大上の代役としても十分魅力的だった。
電子書籍
日岡君が大上さんに
2019/11/15 08:03
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺんぎん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画から孤狼の血の原作、本作の順に読んだが、十分に楽しめました。映画の終わり方だと続編は難しいかもしれませんが、小説は続編期待です。
紙の本
『孤狼』の日岡くん、その後です。
2018/06/23 18:36
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
県北の駐在さんになってノンビリしてるかと思ったら、そうでもありません。
次々、きな臭い人たちが現れて、どんどん巻き込まれて行きます。ってかツッコんで行きます。
ちょっと抗争の関係が面倒くさかったけど、仁義を通す男たちの姿はカッコイイ。
紙の本
正義と仁義とバイオレンスと
2018/05/16 15:32
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投稿者:ガンダム - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めはあまりテンポよくはないですが、後半は一気に読んでしまいます。
最終段階ではアッと驚く展開で、なるほどーと分かる気持ちになります。
紙の本
日岡と国光が盃を交わし兄弟になる
2021/12/09 20:48
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事だった日岡は広島の片田舎に左遷され駐在勤務になる。
日岡は平凡な虚しさを感じながら無為な時間を過ごす。
そんな日岡の近くに明石組の組長殺害の指名手配中の国光が現れる。
指名手配の国光と気づいたが、国光の仁義に共感した日岡は盃を交わし兄弟になる。
シリーズの中休み的な一冊だが、人間の奥深い内面を描く良い第2巻と感じた一冊。
次が楽しみ。
紙の本
狂犬
2018/09/30 06:20
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作が、迫力のある展開で面白かったので読んでみた。田舎の駐在となった主人公が、一人で立ち上がろうとしている姿に感動した。たこ飯がおいしそうで食べてみたくなった。
紙の本
おもしろい
2018/05/29 17:57
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
田舎の駐在所に異動になった警官が主人公ですが、話の展開がはやく、わくわくしながら一気に読み終えることができました。
紙の本
癒着を切る
2018/05/20 06:51
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察組織と反社会的勢力との微妙な関係がリアリティー溢れていました。善悪二元論では裁ききることが出来ない、複雑さも伝わってきました。