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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/04/20
- 出版社: 現代書館
- サイズ:18cm/207p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7684-5830-3
紙の本
キャバ嬢なめんな。 夜の世界・暴力とハラスメントの現場
著者 布施 えり子 (著)
お金の未払いに罰金の嵐、セクハラパワハラ…。夜の世界で働く人々の労働組合・キャバクラユニオンで活動する著者が、キャバ嬢の労働環境から、彼女たちが何を考え、何に困っているの...
キャバ嬢なめんな。 夜の世界・暴力とハラスメントの現場
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商品説明
お金の未払いに罰金の嵐、セクハラパワハラ…。夜の世界で働く人々の労働組合・キャバクラユニオンで活動する著者が、キャバ嬢の労働環境から、彼女たちが何を考え、何に困っているのか、そもそもキャバ嬢とは何かまでを綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
「痛快! 爽快! キャバ嬢の連帯! 立ち上がった彼女たちに、大きな拍手を送りたい。」作家・活動家 雨宮処凛
キャバ嬢への賃金未払いは当たり前、セクハラや暴力も横行する夜の世界に対する怒りと闘いのための一冊。
2009年の結成以来200件以上のキャバクラにおける労働争議を行い勝利してきた労組、キャバクラ労組。
その闘いと雇用トラブルの実例を生々しくえぐり出し、ブラック企業のような労働現場のあり方を先駆け的に作りだしている
キャバクラ生態とキャバクラ嬢の生活を活写。【商品解説】
著者紹介
布施 えり子
- 略歴
- 〈布施えり子〉1981年生まれ。キャバクラユニオンの立ち上げに携わり賃金の未払いや暴力・ハラスメント等といった労働トラブルを解決。『朝日新聞』『毎日新聞』、共同通信、NHK等メディアに登場。
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紙の本
真面目な労働問題の本
2021/09/20 17:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
2018年春、財務省事務次官のセクハラ問題があったときに、「お店の女性と言葉遊びはすることがある」といったような言い訳をしていたのを聞いて、驚いた。
この人は「お店の女性」になら何してもいいと思っているのだと。
どうにも解せずに、関連本を探していて、本書を購入。
ピンクを基調とした表紙、ポップなタイトル!!だが、内容はキャバクラユニオン、つまりキャバ嬢たちの労働組合の話。著者は、夜の世界で働く人たちの労働組合を旗揚げし、闘ってきた布施えり子さん。
華やかに見えて、なかなかブラックな労働現場だ。賃金不払いはざら。1分でも遅刻すれば罰金を取られ、具合が悪くてもこき使われる。
客からは無理やり飲まされ、触られ、怒鳴られる。それでも笑顔で気配りし続けねばならない…。
「キャバ嬢には何をしても許される」と勘違いしている客がこんなにもいるのか!?と、さらに驚いた。同じ労働者、同じ人間なのに。
気になったのは布施さんが、「世の中の働き方が、全体的にキャバクラ業界っぽい雰囲気になってきている」と書いていること。
その後の働き方改革やハラスメント防止の動きで、少しはましになっているだろうか…
(なんと丸善では、本書が「労働」や「ジェンダー」のコーナーではなく、「エロス」のところに置いてあって、これまたびっくり。書店員さんは内容知らずに置いたのかな)