電子書籍
鉄道初心者に読んで欲しい本だった
2019/04/26 19:40
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投稿者:ひかっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
能町みね子さんの痛快な鉄道の記述が特に面白かったです。実際に旅をしたのは数年前ですが、今改めて乗りに行くと新たな発見があると思うので、読み終わったらぜひ鉄道旅に出てみてはいかがでしょうか?
紙の本
脱力的鉄道エッセイ
2018/05/14 14:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きた - この投稿者のレビュー一覧を見る
だれでも思い立てば行けるような近所の鉄道旅のエッセイ。独特の力の抜けた視点から描かれる近所の鉄道の旅は読めば「ちょっと行ってみようかな」という気になります。絵入りで気軽に読めます。
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明らかに鉄道マニアな事をしてるのに、鉄オタじゃありませんと言い続けているのが、かわいらしい感じでした。
読むと、確かに普通の鉄道オタとは違うと思いました。
…そんなに鉄オタ、知らないけど。。
電車に乗るより歩いたり、なぜ??と思う所もありましたが、全体的にクスッと笑えて面白かったです。
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タイトルにある「うっかり」のとおりというかなんというか、とにかく肩の力を抜いてリラックスして読める一冊。編集者と2人、気ままに知らないところへ旅する姿は鉄道好きではないけれども旅することが好きな方であれば楽しめる一冊だと思います。
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能町みね子さんの文庫本、数冊目。
鉄道旅。
ゆるく、「うっかり」した気持ちで。
乗るのもよし、駅舎を眺めるのもよし、区間を歩くのもよし(?)。
古い駅舎に萌えるのは、わかる。笑。
目的があるんだか、ないんだか、よくわからない旅の感覚、たまらない。
切符を買う、江ノ電、特に楽しかったです。
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文庫で読んだ。単行本は2010年発行。
おしゃれなカフェは置いといて、
雑多な要素もゆるっと含んだ旅ものが面白い。
静岡の岳南鉄道はぜったい行きたいーー!
工場内を通過する電車って、すごいテンション上がる。
(岳南鉄道のHPを見たら、
あまりに美麗な写真ばかりSNSにアップされるので
そこまでじゃない、と恐縮するコメントがあって笑った)
北海道のひらがなホーロー看板の旅もそそられる。
鉄ちゃんにはいろいろなカテゴリーがあって、
マジメな人はこだわるのだろうけど、
「面白い」が中心にあれば、
鉄の周りのいろいろなものを柔軟に楽しめる。
私も鉄分入ってるけど、鉄道というより、鉄そのものに反応します。
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能町さんといえば、「久保みねヒャダこじらせナイト」や「地下クイズ王決定戦」などで、個人的には有名です(?)。
鉄道に造詣が深いとも知っていましたが、偶然見かけたのがこの一冊でした。
少し見方を変えれば、鉄道はまだまだ楽しい。
楽しみきったかのように見えてもおそらくそれは、自分の視野の狭さをさらけ出したにすぎないのかもしれません。
鶴見線の国道駅なら、例えば改札ラッチの木の、使い込まれたスベスベ感に心躍らせるとか。
近くの花月園踏切(細くて長くて、たくさんの線路を越える踏切)を渡るとか、「ホームヨシ」という業務用表示に萌えてみるとか。
そういった自分の「好き」を大切にしたいです。
こうやってインターネットに発表しようとなると、しっかり情報を入れねばなんて身構えてしまいますが、そういうページは数多にあるのですから、それより自分の楽しさで自由にやりたいと思いました。
そういえばJRのきっぷに入る年月日、和暦から西暦に変わりました。
ということは、2022年2月22日22時22分に、二俣新町駅で220円のきっぷを買う「リベンジマッチ」が、また起こる予感がしてなりません。
そしてきっとそこに、能町さんもいらっしゃるように思います。
誰得すぎるそういう「闘い」に、血筋をあげる人って好きです。
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ただひたすら楽しそう。
「ごめん」行きの路面電車は乗ってみたいし、琺瑯看板も見たいし、比奈の荒涼とした景色やホームの長ーいベンチも見てみたい。
目的地へ行くのではなく、旅路そのものが目的って……た、楽し過ぎる!
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高輪ゲートウェイ騒動の時の能町さんを見てると、
難癖をつけてるだけにしか見えなかったけど、
鉄道に対してこんなに深い愛情がある方とは知らなかった。
高輪ゲートウェイで騒動になった時、
異論を唱える理由を記者から尋ねられた時、
そう思った真意はネットにまとめてあると発言してたけど、
その真意をちゃんと発言した方がいい。
この本を読むまでは能町さんに否定的だったが、
見方が変わるきっかけになった。
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あー、電車(汽車)でぶらぶらしたい思いが沸々と。
コロナが収束したら、まずは土電に乗りたい。
私も鉄ちゃんではないけれど、やっぱりのんびり鈍行・普通電車はなんだか好き。
うっかり鉄道、第2弾、3弾と続けて欲しい。
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どの段階から鉄道マニアなのかよくわからないが、鉄道をゆるっと好きな人間に優しいエッセイ。能町さんが描いた絵を見ていると、鉄道周辺の世界に興味が湧く。寂れた高架下。年を重ねたレトロな駅舎。切符にまつわる思い出。穴場のようなカフェ。鉄道は色んな切り口を持っている。それにしても江ノ島電鉄すごい……。玄関開けたら線路、スタンド・バイ・ミーな日常風景、個人用踏切? 好奇心が疼く景色ばかりであった。
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LGBTQのTトランスジェンダー性同一障害で
性転換手術した能町みね子さん著。
2009年~10年くらいに北海道ホーロー看板駅名標
やら江ノ電線路沿い危ない民家を見に行くなど
ちょっと変わった脱力系鉄ちゃん旅行記9編
昨年豪雨被害で不通になってる肥薩線も
コロナ禍落ち着いたら鉄道旅に行きたくなりました
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鉄道好きにも、こんな楽しみかたがあるとは!と感心する。価値観や興味が広くて時代だなぁと思う。私は全都道府県に行ったことあるとプチ自慢してるけど、各々に掘り下げて見ているのかと自問自答したくなった。
まー、趣味だから○○せねばみたいな気持ちは不要で、好きな気持ちのままに突き詰めて楽しんだらいいんだと改めて実感。
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古い駅舎、不思議な喫茶店、味わいのある街。
能町さんの「好き」ポイントが同じなので
とっても楽しく拝読。
特に、
「肥薩線」「土佐電気鉄道」は
もう何度読んでもニヤニヤしてしまう。
肥薩線の、そこを行く!?
という冒険、感動。
土佐は、行ったことあるのに、
あぁ、これ見逃した、また行きたい!
という悔しさと切なさと。
とにかく能町さんの乗って歩く
時間を贅沢に過ごす旅記録は最高!!
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能町さん好みの、鉄道とひっそりアイテムたちが愛おしい! 私もこういうのが大好きなのです。「能スポ」とこの本を持ってさすらいの旅に出てみたいなぁ。