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商品説明
内戦と独裁をめぐる忌まわしい過去…。何が記憶を封じ、何が忘却を促すのか。恩赦、戦犯の解放、「神話」の創造など、民主化過程に現れた「忘却の政治」の具体的内容を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
未曾有の暴力や内戦,独裁の時代を経験した後,ヨーロッパ諸国には過去の忌まわしい記憶を忘れるための,いわば「忘却の政治」が現れた.多くの国で同時期に恩赦や犯罪者の社会復帰をはじめとする政治的措置がとられたのはなぜなのか.その際優先された課題とは何だったのか.民主政治の本質を問い直す意欲作.【商品解説】
目次
- はじめに
- 序章 忘却の政治学
- 1 さまざまな忘却論
- 2 「忘却の政治」
- 第1章 すべての責任はナチズムにあり
- 1 絶対悪としてのナチズム
- 2 戦後フランスにおける恩赦と神話
- 3 戦後イタリアにおける反ファシズムの弱体化
- 第2章 和平のための忘却
- 1 忘れられた独裁体制と「忘却の政治」
著者紹介
飯田 芳弘
- 略歴
- 〈飯田芳弘〉1966年長野県生まれ。東京大学法学部卒業。学習院大学法学部教授。著書に「指導者なきドイツ帝国」など。
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