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商品説明
大阪屈指のメリヤス問屋に生まれ、四人姉妹の末娘としてわがままに育った安代。服装や容姿にかまわない彼女は、20歳になった昭和17年秋、美男子で秀才の海軍士官、加納敬作と結婚する。以来、武人の妻としてのたしなみを周囲に説かれて途方に暮れながらも、夫につり合う妻になろうと努力しながら、幸せに満ちた結婚生活を送る。しかし、敗戦の色が濃くなるにつれ、夫の突然の出航も増え、不安を抱えるなか安代は妊娠。「出撃して留守のうちに生まれた子が女だったら無事、男だったら戦死」という噂がささやかれるなか、夫が戦地に赴いているときに出産した安代は--。他、三篇を収録。【商品解説】
目次
- 加納大尉夫人
- 猫
- 山
- 女の庭
著者紹介
佐藤愛子
- 略歴
- 大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第十八回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を授章。近著に、『こんな老い方もある』『こんな生き方もある』(角川新書)、『破れかぶれの幸福』(青志社)、『犬たちへの詫び状』(PHP研究所)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)などがある。
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